Tag:議論
議論が進まないときの4つの対応方法
何かを提案した会議のファシリテーションや議事進行をしていると、議論がなかなか進まない状態に陥る時があります。
大抵の場合は、公式には「やるべき」なんだろうけど、「やりたくない」とか「そんな工数はない」とかの問題があって、メンバーの腰が引けている状態なことがおおいです。
まあ、「わっかっちゃいるけどね~」状態。
こういう状態に陥ると、いくら議論しても、ほぼ無駄です。
相手は理屈的には説得されているので、納得する理由をさらに提示しても、絶対に「やるべし」という結論は出てきません。
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大抵の場合は、公式には「やるべき」なんだろうけど、「やりたくない」とか「そんな工数はない」とかの問題があって、メンバーの腰が引けている状態なことがおおいです。
まあ、「わっかっちゃいるけどね~」状態。
こういう状態に陥ると、いくら議論しても、ほぼ無駄です。
相手は理屈的には説得されているので、納得する理由をさらに提示しても、絶対に「やるべし」という結論は出てきません。
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実践!反論×反撃法
命をかけるに値するかを考えて議論に持ち込む
以前に
失敗のケーススタディ:本来の望み
という記事で、議論に勝つことが、自分の目標に対してどのような影響をあたえるのかを考えよう、というお話をご紹介しました。
相手と意見が異なると、ついそこについて議論になってしまい、思わずヒートアップして、最後の結論は自分で顔をしかめたくなるような極論に行き着いた、なんていう経験もあったりします。
あとで思い出すと、「オレって、なんてバカなんだろう」と嘆きたくなるのですが、そのときには我を忘れる状態で…
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失敗のケーススタディ:本来の望み
という記事で、議論に勝つことが、自分の目標に対してどのような影響をあたえるのかを考えよう、というお話をご紹介しました。
相手と意見が異なると、ついそこについて議論になってしまい、思わずヒートアップして、最後の結論は自分で顔をしかめたくなるような極論に行き着いた、なんていう経験もあったりします。
あとで思い出すと、「オレって、なんてバカなんだろう」と嘆きたくなるのですが、そのときには我を忘れる状態で…
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会議にパワーポイントをむやみに使うな
最近、会議でも議長やリーダーがパワーポイントの資料を使って会議を進める形式が増えてきたように感じています。
偶然、『45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本』にそのことが触れられていたので、ちょっとご紹介。
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ファシリテーターになるために必要な3つのこと
会議において議長となるひと(会議を主導する人)は当然必須なのですが、ここ10年くらい重要視されるようになったのが、「ファシリテーター」という立場の人。この人がいるといないのとでは、会議の進み具合がかなり違うということで、どこの会社も「ファシリテーション」などという教育プロセスを持つようになったみたいです。
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人を動かす:人を説得する原則1:議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける
A4で議論する
以前、社内で職位はそれほど高くないけど、先輩ですごく影響力のある人がいました。
その人が納得すると、いつのまにやら賛同者が増えていて、活動がドンドン推進されていくのです。
不思議に思って、その方に「仕事の進め方のコツ」というのを聞いてみました。
■「ふつうのコトしかしてないよ」
なかなか教えてもらえずに、返ってきた言葉がこれです。今なら、『「普通」ってなに?』とちゃんと「その人が普通とおもっていることと、実際に多くの人がしていることの違い」に突っ込めたと思うのですが、何しろ若かったもので(言い訳)、「教えてくれたっていいじゃん…」とちょっとヒガみましたね〜。
で、ある時気がついたです。
その人、話をするときに、いつも手前にA4の白紙をおいてあるんですね。
で、そこになんだかわからない線や四角を書きながら、あるいは言った言葉をそのまま書きながら話をしている。
会議などではほとんどの場合、その人がホワイトボードの前にたってる。
「なるほど」
と思いましたね。
その人にとっては、なにか話すことはすべてプレゼンテーション】なんですね。
で、それが普通だと。
■A4の紙束をくすねてくる
コピー機のところ(プリンタの所でもいいですが)に行くと、そこにA4で500枚のコピー用紙がおいてありますよね。それを一束くすねてきます。
で、その封を開いて、適当な箱にいれて机の脇においておきます。
これで準備は完成です。
■とにかく書く
誰かと話をする時、何かふと考えが浮かんだ時、その紙を1枚取り出して、そこに適当に書きなぐりましょう。ただし、文章を書こうと思わないこと、文字を書くのはある程度仕方ないですが、とにかく絵にすることを目標に頑張ってみてください。
最初は結構苦痛ですが、慣れてくると書くのが本当に早くなります。
別に、日展に出すわけではないので、綺麗に書く必要はありません。
丸と四角、あと出来れば三角と星印、それから線、矢印
これだけがかければ、世界は表現出来ます(って言い過ぎか?)。
ペンは3色か4色のボールペンがあれば充分。
なければ単色のボールペンでも全く支障はありません。
とにかく
話したことを図解する
ことを必ず目標にしてください。
もちろん、話すことも重要ですが、話しながら絵にしていくわけです。
■論理思考ができるようになる
これをやるようになって、簡単にできるようになったのが、先日の記事で書いた結起承転結。絵を書こうとすると、「どこに何を書いて…」というのが漠然と頭に浮かばないと、あとで書くエリアが足らなくなったりします。
パソコンで書くと、ドンドン拡張ができるので着にしませんが、もともと物理的な制約がある紙の上では、そうは行きません。
で、どうなるかというと、話の全体像を前もって考えるようになるんですね。
それから話し始めるので、話に一貫性があったり、わかりやすい説明になるわけです。
さらに、聞き手も、聴覚情報と視覚情報の両方から話が入ってくるので、ドンドン進んでいってしまう音声とは違い、時々(話が)どこのあたりにいるかを振り返りながら聞けるんです。
そうすると、理解もしやすいというわけ。
これが、話の下手な人、交渉の下手な人は「ちょっと今言ったこと絵にしてみて」といわれてもできないです。不思議なことにこれは自分の知っている範囲では共通した特徴。
ようは、全体像を自分でも理解できていないので、一部だけを一生懸命喋ったりしてますが、結局何が言いたいのかわからない。
いろんな部分が集まって全体が出来上がっているはずなのに、その全体の構造が説明できないんですね。
冒頭の先輩は、話しながら絵を描くことで
●相手の理解を助けている
●自分の思考を整理する訓練をしている
を同時にやっていたんですね。
役員になられた今でも、手元の紙は必需品だそうです。
机が広くなったので、ボールペンとA4紙ではなく、マジックとA3紙だそうですが。
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