上司と部下の大きな違いのひとつに、「人間関係の力」というのがあると思います。
ある部門や課を任されていると、当然他の部門や課の業務の折衝に代表として参加することになるので、どの部門にどういう人がいて、どういう力関係や知識を持っているかがある程度わかるようになります。
一方部下はというと、自分の参加しているプロジェクトに関係しているメンバーのことであればわかりますが、その人が所属する部門の中でどの程度専門知識を持っているのかは比較対象が無いためにわかりません。
この違いのために、問題にぶつかった時に、だれをどう動かせばいいかという手段の段階でやり方に違いが出るわけです。
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