音楽と仕事の日々

Youtubeのお気に入りの音楽と仕事のヒント

Tag:言葉


仕事で使える文章のちょっとしたコツをご紹介してます。

どうも日本語というのは、母国語で話し慣れているので、あまり意識しなくてもそれなりの文章が話せたり、書けたりします。

ところがちゃんと勉強してみると、以外に知らないことが少なくありません。

前回は「和語」「漢語」の記事でも書きましたが、同じような意味で2つの単語を使うと混乱を招く場合があります。

■同じ単語を使う

時々見かけますが、同じことを言い表すのに異なる単語を使ってしまう時があります。

たとえば、ガントチャートを示しながら、こんな風にいう場合があります。

 「このチャートは〜〜〜〜」
 「この図は〜〜〜」
 「この日程は〜〜〜」

これが同じものを指しているのは文脈から分かるのですが、単語を変えられると「もしかして別物かも?」という疑問が頭をよぎります。

この記事でも時々、同じものをさして別の単語を使っている時がありますね。読み返してみると気がつく時があるのですが…。
※面倒くさいので、修正していません…。ご容赦。

こういうのは避けないといけません。
私もあとで読み返してみて、「あちゃ〜」と思うことがしばしば。

ちょっと参考にした本『もっと論理的な文章を書く』に載っていた文例を以下に引用。

★――――――――――――――――――――――――――
敗戦後、わたしたちの暮らしは豊かになったという。

たしかに、物質的な生活に着目すれば日本人の暮らしは豊かになった。しかし暮らしというのは、人々が毎日過ごす日々の生活全般をいうはずだ。

毎日過ごす日々には、人と人とのふれあいや心の交流があり、精神的な生活も含まれている。

戦争に負けた後の日本は、精神的な生活という意味で考えると、はたして豊かになったといえるのか疑問が残る。それは物質的な豊かさを背景に、社会が大きく変化し、核家族化が進んだこと、個人主義的色彩が強まったことなどに押され、心の豊かさが失われたように思えるからである。

太平洋戦争前と太平洋戦争後を比べたとき、心の曲豆かさがどれほど変化したかを測ることはむずかしい。しかしわたしは戦前に比べ、第二次世界大戦後の日本では心の豊かさが失われたように思うのである。
――――――――――――――――――――――――――★


ここの【】部分は(時間概念からすれば)全く同じものですね。

ただ、私としてはいつも困るのが、箇条書きで使ってしまった漢語。

前回の記事の、和語と漢語の関係にもなってくるのですが、箇条書きというのは、漢語のほうが使いやすいです。でも話し言葉の中では和語のほうが使いやすいんですね。

たとえば、

 ・原因:メンテナンスピンの折損

とかいておいて、説明の中で

 メンテナンスのためのピンが折損したため〜〜〜

と書くか

 メンテナンスのためのピンが折れてしまったため〜〜〜

と書くのは、自分としては「悩ましいなぁ」と思ってます。
※結局、その場の勢いで書いちゃうことが多いですが…。

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●本書を引用した記事
 後出しの法則で信頼度を挙げる
 文章のコツ6:同じ言葉を使う
 論理的資料作成術:ナンバリングするすると論理的にみえる
 論理的資料作成術:2つの観点で書くと説得力がでる
 選択肢を多くするとカスを選ぶ
 出張・旅行でおみやげを買ってくる
 たくさんの本を読むと話に説得力がでる
 もっと論理的な文章を書く
 損失回避の感情を意識する
 ラベリングテクニックで人を操る方法


●関連図書
 究極の思考術―あなたの論理思考力がアップする「二項対立」の視点15
 弁護士が書いた究極の文章術―誤解なく読み手に伝える書き方のヒント28
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弁護士が書いた究極の文章術―誤解なく読み手に伝える書き方のヒント28

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こういうのは避けないといけません。
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ちょっと参考にした本『もっと論理的な文章を書く』に載っていた文例を以下に引用。

★――――――――――――――――――――――――――
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毎日過ごす日々には、人と人とのふれあいや心の交流があり、精神的な生活も含まれている。

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太平洋戦争前と太平洋戦争後を比べたとき、心の曲豆かさがどれほど変化したかを測ることはむずかしい。しかしわたしは戦前に比べ、第二次世界大戦後の日本では心の豊かさが失われたように思うのである。
――――――――――――――――――――――――――★


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ただ、私としてはいつも困るのが、箇条書きで使ってしまった漢語。

前回の記事の、和語と漢語の関係にもなってくるのですが、箇条書きというのは、漢語のほうが使いやすいです。でも話し言葉の中では和語のほうが使いやすいんですね。

たとえば、

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と書くか

 メンテナンスのためのピンが折れてしまったため〜〜〜

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「いろいろ考えてはいるんだけどまとまらない」「上司に提案したけど "わからない" と言われた」問題を解決する方法は幾つもあります(パターンは大して多くはありません)が、解決するためには、一旦問題や課題を整理整頓しないといけません。「考えがまとまらない」状態というのは、この問題や課題が整理整頓できていない状態です。渦中にあると本質が見えない若手で実務能力があるのに、なかなかプロジェクトを進めることができない人は、往々にしてこういう整理がうまく行っていないことが多い..

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「自動車」って何のことか、多分日本人ならわからな人はいないことでしょう。
Wikipediaによると、角川の1989年の国語辞典には、「発動機の動力で軌道なしに走る四輪車」と書かれているそうです。

もし、この「自動車」という単語を知らなかったらどうなるでしょうか。

たとえば、

 「我が家では自動車を近距離の買い物にしか使わないので、小型の自動車にして、旅行の時には大型の自動車をレンタルすることにしよう」

という事を考えた時、自動車という単語を知らなければ

 「我が家では"発動機の動力で軌道なしに走る四輪車"を近距離の買い物にしか使わないので、小型の"発動機の動力で軌道なしに走る四輪車"にして、旅行の時には大型の"発動機の動力で軌道なしに走る四輪車"をレンタルすることにしよう」

読みにくいし、最初の方の部分なんて忘れちゃいますよね。

■言葉の力(ちから)

このブログではいろんな言葉について Wikipedia を引用しながら、私の個人的経験をご紹介しています。

個人的には、これが仕事をする上でも、また生活をする上でも大切なことだと思っています。

これについて、『大人のための読書の全技術』という本でこんな風に書かれてました。

★P253〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

つまり、今でこそ、まだまだその重要性を知られていないファシリテーターですが、それを知っていて、意識して行動することが、組織内におけるあなたの存在感を大きくする可能性が高いということです。

このように新しい様々な概念を手に入れるというのが、非常に重要な読書の役割です。そしてそれ以上に、読書によって身につけた概念の力を自分のものとして、現実に活用していくことが大切なのです。

齋藤孝(著) 『大人のための読書の全技術
――――――――――――――――――――――――――――★


ここでは「ファシリテーター」という言葉を使って説明していますが、この部分については全く同意。

ある特定の概念を表す名詞を知っているかどうかというのは、その人の思考の幅だけでなく、思考の深さも規定してると考えています。
だから、いろんな言葉を知ることが重要、と。

ただ、辞書を引いて言葉を知っただけでは、その言葉は自分の概念にはなりません。
たとえば、犬と猫の形態的特徴を辞書で正確に調べても、犬と猫の区別が付くようにはなりません。
それには実経験に基づく概念の形成が必要だからです。

だから、それについて繰り返し、手を替え品を替えて説明してくれる書籍と、実際にそのものに触れてみるという経験が必要なんですね。

そうすると、「発動機の動力で軌道なしに走る四輪車」ではなく、「自動車」として短く考えることができ、それを使った思考も可能になるわけです。

★P262〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

●「これ知ってます」で終わらせない読書が、「概念活用法」の獲得につながっていく
私は、ここまで述べてきた「概念活用法」は、読書を現実世界で役立たせるための大きな武器だと思っています。読書で得た知識を概念としてしっかり自分のものとして、アウトプットするときに活用できるからです。

たとえば仕事をしているとき、自分が所属している組織や集団の中でどんな立ち位置にいて、どんな役割を担っているかを、客観的に認識するのは意外と難しいものです。そこで、マイナス面も含めて客観的な事実を伝え合うのです。そうすることで、いろいろな視点で物事を見ることができるようになり、客観的な現状把握が可能になる、ひいては修正も可能になるというわけです。

私も、学生たちに「準備、融通、フィードバック」を何回か唱えさせています。
仕事がどうやったらうまくいくかということを考えたときに、まず普通に準備して、それでライブの空間では融通を利かせ、最終的に終わった後にはちゃんとフィードバックしろということです。

このように、新しい言葉をきちんと概念として使いこなせるがどうかが、とても大切です。だから言葉というもののとらえ方を一回ちょっと整理してみて、それをどれだけ自分のものとして駆使できているかを、見直してみることも必要でしよう。

それは、本で読んだことを「これ知ってます」で終わらせないということです。それではちよっと物足りない。
本を読んだことを自分の中でいかに活用するか、いつも考え続けること。それが「概念活用力」を自分のものにするための練習の第一歩です。

※一部省略

齋藤孝(著) 『大人のための読書の全技術
――――――――――――――――――――――――――――★


■新しい概念は本からやってくる

私の場合、新しい概念や考え方などは、本で学んだものがほとんどです。
Wikipedia をよく引用しますが、それは、簡単かつ正確(一般的)に説明するために必要なものであって、私の概念を説明するものではないです。

あくまでも概念は私のイメージとして持っているものでしかなく、それは多くの本と実経験に基づくものでしかありません。

上記で紹介した『大人のための読書の全技術』という書籍では、こうした概念を形成するのに適した多数の本を紹介してくれています。もちろん、「どう学ぶか」が主体の本ですが。結構分厚くて読むのが大変ですが、本にどのように向きあえばいいのかを、表題の通り「方向から」解説されていますので、オススメ。


■参考図書 『大人のための読書の全技術

人の 10 倍速く読み、100 倍深く理解する。最終目的は、「読書スピードを自在にギアチェンジしながら、要約できるレベルで理解する」ようになること。
齋藤メソッドのすべてをこの一冊に詰め込みました。社会人が読んでおくべき 50 冊の必読リスト付き。




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大人のための読書の全技術
著者 :齋藤孝

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●本書を引用した記事
 本とともに暮らす
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●関連図書
 「何から読めばいいか」がわかる 全方位的読書案内
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 読む技術: 成熟した読書人を目指して
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読書の技法誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

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