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要約をつくる方法
以前の記事ねぎま式読書ノートで、本の気になったところを抜書きして、それぞれにコメントを付ける方法をご紹介しました。
本日は、本を要約する読書ノートの作り方について。
なにしろ、言いたいことはだいたい分かるのですが、適切な言葉で短くすることができない。
文筆家が書いた文章には無駄な言葉はない。だから省略したら別の意味になる
などと先生からバツを頂戴した時に、親に言い訳したりして…。
問題は、学校教育では、「要約しなさい」という課題はあるものの、どういうプロセスで要約すればいいのかを教えてくれずに、結果だけ、マルとかバツとか付けられて評価されてしまうところですね。「ここが大事なとこだろ」と言われても、どうしてそれが大事だと判断できるのかは教えてくれない…。
自動車にいきなり乗せられて、ちゃんと発進できないと、「お前ダメ」と言われたってうまくなりませんて。
まぁ、能無しのいいわけですが。
ところが、要約がヘタなものだから「面白かった」「つまらない」って言語障害がおきるのがちょっと悔しかったので、どうやったら的確に本の要旨が捉えられるのかをいろいろトライアンドエラーしてみました。
現在のやり方はこんなやり方です。
1.本の目次を全部書き出す
2.本の目次にそって、それぞれの節(最小単位)のキーポイントだと思う所を書き出す
特に、筆者が太字にしている部分と、節の表題を直接的に説明している部分は全部書き出す
3.節ごとに書きだしたキーポイントを短い言葉で言い換えてみる(多少長くなってもOK)
短くするときには、筆者の使った「名詞」を複数書き出して、それをひとつ、ないし2つくらいの文章でつなげてみるとうまくいくみたいです。
4.複数の節を合体させてみる(なるべく1つの文章になるように)
5.合体させた部分のキーポイントを短い言葉で言い換えてみる(多少長くなってもOK)
6.4から繰り返す
というふうにやると、なんとなく短くなっていきます。
これを何度もステップ4,5を繰り返して、10〜30kバイトくらいまで縮めていくので、非常に多くをキー入力しないといけません。
そこで役に立ってくれるのが電子化された本。
画像でも今どきなら OCR しちゃえば、かなりの精度でテキスト化できます。
これをやらないと、1冊を処理するのに恐ろしく時間がかかります。
本当はそのほうが、読み直しにもなるし、記憶にも残りやすいのだと思うのですが、私にはそんな根性はありません。
どうしても、「重要か否か」ということを考えると、「自分が興味がある事柄」に集中してしまいがちです。一旦自分は忘れましょう。筆者になりきって、筆者の言葉で主張することです。
本によっては、筆者が大事だと思うことは、太字になっている場合があります。
これは、あまり考えずに、太字になっているところの文脈(主張の意味)が分かる程度の範囲を切り出します。
これをやらないと、本の要約ではなく、単なる感想文になっちゃう。
主張や趣旨がブレるんですね。その結果、上記3や5の「短くする」という作業の時に、前後関係がおかしくなります。
この途中経過が、本ブログで時々紹介している書籍の要約部分です(要約するときに、「ですます」調は「である」調に変換してます)。
だから、本は1度読むだけではなく、繰り返し読んで、記憶し、それをアウトプット(書き出す)するという作業をすることで、読んだ本が記憶に定着するようになります。
記憶に定着していれば、必要なときに思い出すことができます。
いざというときに、本を探している余裕はんてありませんので、記憶だけが頼りなんです。
このヒントは、この本を読んでからやるようになったものです。
本書では本を読む目的として、
・新たな情報を発見する
・本の趣旨を理解する
という2つの目的をあげていますが、私としては、
新たな情報(自分に必要なもの)はねぎま読書ノートで実現
本の趣旨の理解を要約で実現
しているつもりです。
●関連 Web
マインドマップ的読書感想文
ストーリー思考のススメ
●本書を引用した記事
仕事が断れないときにするべきこと
タスクには結果を書く
要約をつくる方法
3段階法でアウトラインを作ると提案に芯ができる
●このテーマの関連図書
本日は、本を要約する読書ノートの作り方について。
■要約が下手な理由
本の要約というと、学校で「以下の例文を要約しなさい」というテストや宿題を思い出しますね。イヤな思い出です…。なにしろ、言いたいことはだいたい分かるのですが、適切な言葉で短くすることができない。
文筆家が書いた文章には無駄な言葉はない。だから省略したら別の意味になる
などと先生からバツを頂戴した時に、親に言い訳したりして…。
問題は、学校教育では、「要約しなさい」という課題はあるものの、どういうプロセスで要約すればいいのかを教えてくれずに、結果だけ、マルとかバツとか付けられて評価されてしまうところですね。「ここが大事なとこだろ」と言われても、どうしてそれが大事だと判断できるのかは教えてくれない…。
自動車にいきなり乗せられて、ちゃんと発進できないと、「お前ダメ」と言われたってうまくなりませんて。
まぁ、能無しのいいわけですが。
■要約のプロセス
で、社会人になってから、いろいろな本を大量に読むようになって、「この本読んだよ」という時に、「○○○という本だった」と人に自慢したくなるわけです。ところが、要約がヘタなものだから「面白かった」「つまらない」って言語障害がおきるのがちょっと悔しかったので、どうやったら的確に本の要旨が捉えられるのかをいろいろトライアンドエラーしてみました。
現在のやり方はこんなやり方です。
1.本の目次を全部書き出す
2.本の目次にそって、それぞれの節(最小単位)のキーポイントだと思う所を書き出す
特に、筆者が太字にしている部分と、節の表題を直接的に説明している部分は全部書き出す
3.節ごとに書きだしたキーポイントを短い言葉で言い換えてみる(多少長くなってもOK)
短くするときには、筆者の使った「名詞」を複数書き出して、それをひとつ、ないし2つくらいの文章でつなげてみるとうまくいくみたいです。
4.複数の節を合体させてみる(なるべく1つの文章になるように)
5.合体させた部分のキーポイントを短い言葉で言い換えてみる(多少長くなってもOK)
6.4から繰り返す
というふうにやると、なんとなく短くなっていきます。
■電子情報が基本
ただ、これをやると、最初はテキストで50〜100kバイトくらいのテキストファイルができます。これを何度もステップ4,5を繰り返して、10〜30kバイトくらいまで縮めていくので、非常に多くをキー入力しないといけません。
そこで役に立ってくれるのが電子化された本。
画像でも今どきなら OCR しちゃえば、かなりの精度でテキスト化できます。
これをやらないと、1冊を処理するのに恐ろしく時間がかかります。
本当はそのほうが、読み直しにもなるし、記憶にも残りやすいのだと思うのですが、私にはそんな根性はありません。
■ポイントは、「筆者の言いたいこと」
抜き出しをする上でポイントは、自分が大切だと思うかどうかではなく、「筆者が主張している」ことを書き出すことです。それを自分がどう思うかは関係ありません。どうしても、「重要か否か」ということを考えると、「自分が興味がある事柄」に集中してしまいがちです。一旦自分は忘れましょう。筆者になりきって、筆者の言葉で主張することです。
本によっては、筆者が大事だと思うことは、太字になっている場合があります。
これは、あまり考えずに、太字になっているところの文脈(主張の意味)が分かる程度の範囲を切り出します。
これをやらないと、本の要約ではなく、単なる感想文になっちゃう。
主張や趣旨がブレるんですね。その結果、上記3や5の「短くする」という作業の時に、前後関係がおかしくなります。
この途中経過が、本ブログで時々紹介している書籍の要約部分です(要約するときに、「ですます」調は「である」調に変換してます)。
■繰り返し読み、要約することで記憶にとどめる
他の記事でもご照会しましたが、私達の脳は重要な事しか記憶しません。何が重要かというと、繰り返し認識したことです。だから、本は1度読むだけではなく、繰り返し読んで、記憶し、それをアウトプット(書き出す)するという作業をすることで、読んだ本が記憶に定着するようになります。
記憶に定着していれば、必要なときに思い出すことができます。
いざというときに、本を探している余裕はんてありませんので、記憶だけが頼りなんです。
■趣旨を書き出す
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●超効率仕事術
みなさんも同じような練習をしてみるといいだろう。
本書を読みながら、あなた自身の読書の目的に関連するいくつかの重要なポイントを抜き出してみよう。
具体的な事実を学ぶことや新たな情報源を発見することが目的なら、そうした事実や情報源を書き出してみるといい。趣旨を理解するためなら、それらを短くまとめてみるといい。
ロバート・C・ポーゼン(著) 『ハーバード式「超」効率仕事術』
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このヒントは、この本を読んでからやるようになったものです。
本書では本を読む目的として、
・新たな情報を発見する
・本の趣旨を理解する
という2つの目的をあげていますが、私としては、
新たな情報(自分に必要なもの)はねぎま読書ノートで実現
本の趣旨の理解を要約で実現
しているつもりです。
■参考図書 『ハーバード式「超」効率仕事術』
どうしたら効率よく仕事ができるのか? 目標の立て方から出張や会議の仕方、キャリアプランニングまで、ハーバード・ビジネススクールの上級講師が「超」効率仕事術の秘訣を具体的かつ実践的に紹介する。◆アマゾンで見る◆ | ◆楽天で見る◆ | ◆DMMで見る◆ |
ハーバード式「超」効率仕事術 著者 :ロバート・C・ポーゼン | ハーバード式「超」効率仕事術 検索 :最安値検索 | ハーバード式「超」効率仕事術 検索 :商品検索する |
●関連 Web
マインドマップ的読書感想文
ストーリー思考のススメ
●本書を引用した記事
仕事が断れないときにするべきこと
タスクには結果を書く
要約をつくる方法
3段階法でアウトラインを作ると提案に芯ができる
●このテーマの関連図書
ハーバードの人生を変える授業
外資系コンサルが教える読書を仕事につなげる技術
ハーバードの自分を知る技術悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ
速さは全てを解決する---『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』の仕事術
逆境を乗り越える技術(ワニブックスPLUS新書)
武器としての交渉思考(星海社新書)
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●読書のアウトプットの増やし方
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頭の回転が早い人というのは、どんなことを頭の中で考えているんでしょうか?
実は随分昔、「かなり出来る」という人に一つ質問をしたことがあります。
その質問とは
「さっきの会議で、部長が質問していたのってなんだっけ?」
でした。その時は私もその人も会議の主催者でも議事録係なかったので、当然議事のメモなんてとってません。その時の答えに非常に驚きました。
「ないけど、10分もあれば議事録くらい書けるよ。欲しい?」
なんと!!
会議の内容を全部覚えてたんです。
■発言は記憶しない
その時に、どうやって全部覚えてたのかを聞いたのですが、
「さぁ〜?」
でした。が数年後ある記憶術のセミナーに行ってわかったのが、「個々の発言や質疑応答は記憶しない」という方法でした。
何を記憶するのかというと、
会話のの流れを記憶する
んだそうです。
どういうことかというと、
議題1
議題2
議題3
があったとして、「議題1については、××さんは賛成、援護。■■さんは反対派。△△が課題」「議題2について、全体としては指摘はなかった」「議題3は○○さんが▲▲を疑問に思った」
などと、流れのポイントだけを記憶していくんだそうです。
で、あとでその流れを思い出すと、その時の集中力にもよりますが、だれがどういう発言をしたのかをビデオの巻き戻しを見るように思い出せるそうです。
で、そのあと色々なトレーニングをしました。
そうしたら、数年で2時間くらいの会議なら議事録を翌日にでも書き起こすことができるようになりました。
今日はそのトレーニング方法の紹介。
※相変わらず、前置きが長い…
■日頃から文章にふれる
まず、やったのがこの、
文章にふれる
ということ。
ただし、下手な人の文章ではトレーニングにならないので、本を書く程度の文章力のある人の文章によくふれる機会を作る、ということです。
要するにたくさん本を読むこと。
で読んだ時に、
主語・述語・目的語
を文章から探し出します。
小説なんかでこれをやると、楽しめなくなっちゃいますので、ビジネス書がいいです。わかりやすいのは海外のビジネス書の翻訳もの。
★−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
アインシュタインが相対性理論のバラダイムを打ち出し、科学界に大きな革新を起こした。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−★
これは「7つの習慣」の一節です。
主語 アインシュタインが
述語 起こした
目的語 革新を
ですね。
どんな長い文章も、この3つが理解できれば、意味はわかります。
このトレーニングをすることで、相手の話している「言葉」ではなく「内容」が記憶に残ります。
■文章を構造化する
主語、述語、目的語が抜き出せるようになったら、もうちょっと長い文章(要するに1段落〜1ページ)に挑戦します。
そこに書いてある名詞、動詞をノートに書き出して、それがどの様な関係にあるのかを線で結んでみます。
ちょっとこれを文章で書くのは難しいのですが、
まず名詞を書き出す
書きながら、それれの名詞が他の名詞とどの様につながっているのかを考える。
それを接続するための動詞を抜き出す。
という事をやります。
そうすると、その段落で言いたいことが図解できます。
この図解のテクニックは非常に重要な技術で、冒頭の会議の発言を全部覚えていられるというのは、図解できるようになってからです。
左の脳は論理脳ですので、一定の法則にしたがって処理がされます。ところがどんどん詰め込んでいくと、その前に入れたものがどんどんなくなっていく(奥に追いやられていく)んですね。
ところが右脳は言語(単語)は覚えられませんが、絵にしたパターンなら記憶できます。つまり2次元のデータが記憶できる。
これが図解した時の効果。
冒頭の「出来る人」というのは、ノートに図解するのではなく、図で記憶していたから、会議の全体像から、そのイメージをどんどん細かくしていくと、発言の一つ一つに至るまで、相関関係で記憶できていたんです。
■トレーニングあるのみ
これは簡単にできるようにはなりません。
また、やらないでいると衰えます。
だから、せめて1週間に1回くらい、
図解する
というトレーニングをしておくといいです。
私は、
毎週日曜日の社説をパワーポイント1枚にまとめる
ということをやってます。
結構難しいですよ。やってみてください。