かつて、ちょくちょく車の鍵がどこにあるかわからなくなってしまうことがありました。
一応、家の中で置くところが決まっていたのですが、「現時点、そこにはない」となると、家中を探しまわることになります。
我が家には車は家内と共用なので、どちらかがどこかに置き忘れた。大騒ぎした挙句、車につけっぱなし…、などと。
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スケジュールを調整することは、いまいましいオーガナィザを車まで走って取りに行くよりも手間がかかるでしょうか。もちろんです。しかし、そのときは約束を覚えておくほうが楽な感じがするために、車まで取りに行かないものです。
自分の判断が誤っているかもしれない理論上の将来ではなく、今ある中で楽な選択がしたいのです。
ほら、車まで行く手間が省けたでしょう!
もっとひどいのは、朝、会社へ行くために車に乗り込み、オーガナィザを持っていないことに気付いたときです。
「どこだ?ここにないとしたら、家に持って人ったのかな?わからない。会社に遺いてきたに違いない」と考えるのです。
もちろん、会社に着いて、実はオーガナィザを家に置いてきたことに気付きます。
このため、オーガナィザなしで 1 日を過ごさなければなりません。作業リストの項目は混乱し、約束を忘れてしまい、恐ろしいことになります。
Thomas A. Limoncelli(著) 『エンジニアのための時間管理術』
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これをルーチンにするための、すばらしいモットーを思い付きました。
「オーガナィザを持っていくべきか」悩んだときの答えは「イエス」
これには、ドミノ効果が期待できます。
まず、会社を出るときにオーガナィザを持っていることは明らかです。したがって、会社に出かけるときにオーガナィザが車の中にないとしたら、家に戻って探さなければならないことがわかります。常にオーガナィザを持ち歩いているのですから、前の晩に会社に置きっばなしにしているはずがありません。
おかげで、 14 年間でオーガナイザを失くしたのは二度だけです。
部屋を出るとき、仕事に行くとき、車に乗るとき、車から降りるとき、どこへ行くときでも、いつもオーガナィザを携帯していることがわかっています。この首尾一貫した行動によって、それはすぐにルーチンとなり、習慣となりました。
持っているものから注意がそれると、見当たらなくなることがあります。常に携帯する習慣がついていないと、物をどこかに置いたまま、部屋を出てしまうことがあります。オーガナィザを常に持ち歩いていないと、私たちの脳は今は持っていなくても大丈夫という理屈をこねるのです。今やオーガナィザを持ち歩くことは習慣となり、手に持っていないと不安になるほどです。
Thomas A. Limoncelli(著) 『エンジニアのための時間管理術』
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