Tag:第3者
傍観者の立場で物事を見る
傍観者というと、あまりいい意味に使われません。
しかし、ドラッカーは、その立場も必要であると述べています。
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●傍観者には役者と観客には見えないもの見える。
傍観者自身には取り立てていうほどの歴史はない。
舞台の上にはいるが、演じているわけではない。観客でもない。
少なくとも観客は芝居の命運を左右する。傍観者は何も変えないらしかし、役者や観客とは拳っものを見る。
違う見方で見る。彼は観察する。
そして解釈する。
傍観者は自分の目で見、自分の頭で考える。
屋根の上から叫んで人を驚かせることは感心したことではない。そのとおりである。だが、私自身はそのことをあまり気にしたことがない(『傍観者の時代』)。
上田惇生(著) 『ドラッカー365の金言』
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第3者的な立場で、ものごとを見ると以外に起きた出来事がはっきり見えるようになります。
いわゆる「傍目八目」というやつですね。
出来事の渦中にあると、なかなか冷静に前後関係や全体の動きというのは見ることができません。自分が当事者なので。しかし、多くの批判をする直接関係ない人の噂話というのが実は非常に正鵠を得ているばあいがすくなくありません。
ただ、当事者にとって見れば、「じゃあお前がやれよ!」と言いたくなる気持ちはたくさんありますが、本当はこういう人たちの意見をじっくり拝聴して、色んな角度からの検討をするべきなんでしょう。
私は、なかなかそこまで人間ができていないのが問題ですが。
■参考図書 『ドラッカー365の金言』
ドラッカーのすごさは、簡潔な文章をもって複雑な世界をずばりと切り裂き、真理を明らかにするところにある。禅師のごとく普通の真理を数言をもって示す。読むたびにこちらの理解が深まっていく。本書『ドラッカー365の金言』は、それら至言のいわば宝石箱である。読者は一万ページを読むことなく真髄を得ることができる。◆アマゾンで見る◆ | ◆楽天で見る◆ | ◆DMMで見る◆ |
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●本書を引用した記事
トラブルを上司に報告する前にするべきこと
新しいシステムには一番協力してほしい人の名前を入れる
人を動かす:相手の話を聞くときには手を止めなさい
上司が部下の相談に乗ってくれないのはなぜ?
海外出張に行くときは、その国の言葉で挨拶をしなさい
希望の部署に移動する方法
事前に上司に電話をしてもらう
人を理解するなら修飾語に注目する
リスクは上げるより見直す1:リスクは上げるより見直す
部下力のみがき方2:要約
遊び時間を作る
仕事の4条件のスコープを決める
報連相の手段―上司を捕まえる
予算管理とは突発費用に対応できること
巨乳バカ一代
社長は君のどこを見て評価を決めているのか2
面接質問「どんな貢献ができますか?」
問題認識の手法2―可視化する
問題認識の手法1―問題と課題
行動科学で人生を変える
貢献をしない
人を動かす:人を説得する原則1:議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける
変化を起こすための3つのコスト
成果を上げる5つの条件
影響の輪1:自分に影響のある問題を外においてはいけない
人を動かす:心のなかに欲求をおこさせる
パラダイムを知る
生産性を意識する
人を動かす:人に好かれる原則6「重要感を与える―誠意を込めて」
時間を創造する
人を動かす:人に好かれる原則5「相手の関心のありかを見ぬいて話題にする」
上司から歩み寄らないと本当の情報は入ってこない
人を動かす:名前を覚える努力をする
学習する組織:マネジメントを学ぶよりも「話す」ことが効果がある
人を動かす:人に好かれる原則2:聞き手にまわる
腐ったミカン理論を自分の組織に適用できますか?
知識とは「何かを変えるもの」
学習する組織:マネジメントの一般的体系
人を動かす:人に嫌われる方法
目標は自分だけが管理できる
人を動かす:日光を吸い込みなさい
上司には上司がいる
人を動かす:一心に相手の話を聞くことは、相手に対する最大の賛辞である
人を動かす:人に好かれる原則3「名前は当人にとって最も快い、最も大切な響きをもつものであることを忘れない」
人を動かす:人に好かれる原則1「誠実な関心をよせる」人を動かす:人に好かれる原則1「誠実な関心をよせる」
人を動かす:人に好かれる原則2「笑顔で接する」
人を動かす:幸福は自分の気持ちで決まる
人を動かす:笑顔で電話しなさい
7つの習慣:率先力を発揮する
意識をして廃棄をしなさい
人を動かす:あなたの応援がしたい
7つの習慣:人生の責任を引き受けなさい
人望が集まる人の考え方:相手に注意を与えて成果を上げるための7つのルール
人を動かす:相手が優位であることを探す
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7つの習慣:社会通念という歪んだ鏡
人を動かす:相手の心のなかに強い欲求を起させること
7つの習慣:MASTERチェックリスト
人を動かす:心のなかに欲求をおこさせる
7つの習慣:本は教えるために読みなさい
人を動かす:相手の立場から物事を見る
ストレスと付き合う3つのステップ
付加価値を意識する
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マニュアル・ガイドライン・モットー1
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