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本日は、時間術に関して、著名な本を批評した時間術の本のご紹介。

 
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Googleの仕事術といえば、「20%ルール」など有名なものが多数あります。

私の知っている中で一部紹介しますと、

 ・20%ルール
 ・メールはモバイルで送る
 ・会議の前にチャットする
 ・カフェスペースを歩き回る
 ・「引きこもり」をする

などなど。

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 「ちょっと時間はある?」

これほど本音を偽った質問もそうはないでしょう。
こんな言い方より、本当のことを行ってほしいものです。

 「あなたの貴重な時間を20分間無駄にしてほしいんだけど、いい?」

実際やっているのはそういう行為の場合が少なくありません。

でも本当にそうきかれたら、あなたならどう答えますか?

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本日は、時間術に関して、著名な本を批評した時間術の本の批評部分のご紹介。

昨日も紹介しましたが、この本に書いてあった内容です。

 
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Googleの仕事術といえば、「20%ルール」など有名なものが多数あります。

私の知っている中で一部紹介しますと、

 ・20%ルール
 ・メールはモバイルで送る
 ・会議の前にチャットする
 ・カフェスペースを歩き回る
 ・「引きこもり」をする

などなど。

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今週は2012年のまとめをお送りします。

今日は、2012年に紹介した時間術に関するヒントで、最もアクセスの多かったもの+管理人のオススメを紹介していきます。

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本日は、時間術に関して、著名な本を批評した時間術の本のご紹介。

 
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今週は2012年のまとめをお送りします。

今日は、2012年に紹介した時間術に関するヒントで、最もアクセスの多かったもの+管理人のオススメを紹介していきます。
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本日は、時間術に関して、著名な本を批評した時間術の本の批評部分のご紹介。

昨日も紹介しましたが、この本に書いてあった内容です。

 
 「すり減らない」働き方 (青春新書INTELLIGENCE)

簡単にまとめましたので、筆者の言いたかったことが一部欠けているかもしれません。
その可能性がありますので、筆者がどのように考えて、これらの本の批評を書いているかについては、実際に本をあたってみてください。

■「残業ゼロ」の仕事力

 「残業ゼロ」の仕事力
 吉越浩一郎

本の内容は、胸を打っものです。口本がいかに残業大国であるかについて、冒頭から具体的かつ衝撃的なデータやファクトが並びます。
結果として、彼は残業ゼロを徹底したうえ、会社の業績も大きく上げました。素晴らしいサクセスストーリーです。

でも、週に1度のノー残業デーの導入すら大変だということです。ノー残業デーの導入から段階的にすすめ、ついには毎日完全ノー残業に移行した同社の苦労はこの本で書いてある以上に大変だったと思います。

なぜ、この手の改革が大変なのか?
それは意識改革が必要だからです。「意識」を「改革」するのですよ。今までの常識を変えるのです。

この本を読んだ人は、無事に残業を減らすことができたのでしょうか?
残業ゼロを達成することができたのでしょうか?

たぶん、難しいと思います。この本や吉越氏にケチを付けるつもりはありませんが、この本自体が、日本の残業問題の限界を物語っているように思います。
これを実行するのは厳しいと思います。

なぜなら、この本は一般のビジネスパソーン向けの本のようで、じつは経営者向けの本だからです。この本が提示している決定的な事実と限界は、残業時問を減らすための答えの1つは、トップ自らが陣頭指揮をとり、計画と実行を行わなければならないということです。
このような、残業を減らすことに熱心なリーダーがいなければ、難しいということです。とい、つわけで、残業時間の削減は個人的な努力だけでは困難であるという現実を、逆にこの本は示しています。これは一つの大事な示唆です。

■7つの習慣

 7つの習慣―成功には原則があった!
 スティーブン・R・コヴィー

説明する必要がないほど、読み継がれているビジネス書の名著です。もともとは1989年に出版された本で、各国の言語に翻訳されており、全世界で2000万部、日本では1996年に発売され、累計130万部以上売れています。

たしかに、このやり方(重要・緊急で仕事を分けること)は多くの人に支持されているだけあって、本質をついています。
しかし、決定的な弱点があるのです。それは、普通の人は重要か緊急かを判断するのが難しいということです。

何からやっていいのかわからないから悩んでいるのであって、優先順位を付けろと言われたところで、思考が止まるだけです。判断軸は自分で考えなければなりません。また、優先順位を付けることと、できるかできないか、やるかやらないかはまた別の話です。分類したところで、そのやり方や細かい手順を分解できずに困る人だっています。
この考えは、何が大事で、何が大事でないのか、ちゃんと考えろという根元的なメッセージを含んでいるのだと解釈しています。

だから、とくに若手社員や、時間の優先順位付けが下手な人は、だれか相談相手を見つけて、相談しながら毎日のように取り組むとよいでしょう。

とはいえ、そこまでやらないといけないのでしょうか。
それこそ、本書に例として出されているのボストンコンサルティンググループ日本法人の取締役クラスの方が1日あたり2〜3時間分もかけているという事実は、優秀な人でも、使いこなすにはこれくらいのパワーが必要だということを物語っていると思います。

また、自分で優先順位を付けたところで、そんなものは簡単に勤務先や取引先の論理で木端微塵に粉砕されるというのも、わかりやすい課題です。
いくら自分でコントロールしようと思っても、他者の論理でたやすく崩されてしまうのです。これが、普通の会社員の課題なのです。

■TIME HACKS

 TIME HACKS!
 小山龍介

この「TIME HACKS」は「時間はフローするだけでストックできない」という根本的な問題提起から始まります。
その通りです。

ところで、ハックシリーズを読めば、即、仕事ができるようになるのでしょうか。本書のテーマでいうならば、劇的に生産性が上がって忙しくなくなるのでしょうか。
残念なことに答えはNO です。この本も致命的な限界を抱えています。さらに言うならば、読まれ方がじつに残念なのです。

どういうことか、説明しましょう。

ハックシリーズは、オシャレです。キャッチーです。頭良さげです。著者の経歴もピカビカです。こういう本は私には書けません。ただ、このようなイメージに惹きつけられて読み、実践しようとすると痛い目に合うのが関の山。というのも、ハックシリーズの本、それぞれには根本となる思想、「哲学」があるのです。それを理解せずに、表面的にテクニックを真似するだけでは、本当の効率化ははかれません。

なかには職場のルールの関係や、自由に使えるお金の関係で真似ができないものもあります。道義的に問題があるものも、さらりと紹介されています。

たとえば、「会議室を借りて、そこで仕事をして電話を遮断する」というハックが紹介されていますが…。これは他の社員に迷惑をかける行為ですよね。会議室不足はどの会社でも問題となっているのですから。

体系的にまとまってはいるのですが、なんせ、紹介される数が多い。これは仕事術、時間術の本全般にいえることですが、「ここまでやらなければならないのか…」というプレッシャーを与えかねないという点は指摘しておかなければなりません。

■「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!

 「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!
 池田千恵

いわゆる「朝活」の本です。その中でも、もっとも話題になった本ではないでしょうか。

私も朝活派です。朝活に関する本を書いたこともあります。最近は疲れをとるためと、記憶を定着させるために、睡眠時間を長くしているので6 時に起きていますが、以前は4時か5 時に起きていました。睡眠時間はいつも4 時間半くらいでした(最近は6時間に増やしています)。

仕事関連の朝活は非常に効率的です。

ただ、彼女のこの本に限らずですが、「朝活」と言われて、多くの人が感じるのは、「そんなに早く起きることができない」ということでしょう。
その気持ちはよくわかります。「疲れているので無理」「血圧が低いので苦手」など、言い訳はいくらでも出てくることでしょう。

なお、いうまでもないですが、朝活で仕事をするというならば、その日に使用する書類などを朝に作成するのは、危険ですね。
寝過ごすリスクがあるからです。とくに疲れているときや、飲酒をしたあとは、寝坊の可能性は大。明らかに朝活に向いていない仕事というものはあるのです。

■レバレッジ時間術

 レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)
 本田直之

本田直之氏といえば、「日米のべンチャー企業に資本・経営参加し、少ない労力で多くの成果を上げるためのレバレッジ・マネジメントを指導」しているのですが、正直、何をやっている人なのか、よくわかりません。そう思っている人も多いのではないでしょうか。

この本はタイトルに「時問術」とうたいつつも、実際はいかにも本田直之的な「レバレッジ」という考えが全面に押し出されたものになっています。
この本がいいたいことは、ゴールを考えて、時間を有効に投資するべきだという考え方なのですが。

自分の人生のゴール、将来につながりそうなことに時間を投資しようという考えには激しく同意しますし、そこを起点に考えるということを批判するつもりはまったくありません。
ただ、出てくる話が、いちいちぶっ飛びすぎていて、そこをかっこいいととらえるか、そんな無理なことを言われても……、と批判的にとらえるかによって本書の評価は大きく分かれることでしょう。

たとえば、仕事に時間割を作ろうと言われても、取り入れられる部分はあるものの、会社や顧客の都合でコントロール不能になったりするわけです。マンスリーカレンダーでの管理では、アバウトすぎて忙しい毎日はコントロールしきれません。

もちろんビジネス書というのは、真似できる部分を真似すればいいし、そこには個人の努力も必要です。しかし、ハワイ在住の売れっ子ビジネス書著者の言うことは、超越していてイメージがわきづらいのです。

この手の本では、目を引くような時短術などが紹介されるわけですが、そこでの大事な視点は「普通の人が真似をできるかどうか」ということです。そう、その時間術を活用できるかどうかは、環境によって規定される部分も大きいのです。

■終わりに

2日間にわたって、

 「すり減らない」働き方 (青春新書INTELLIGENCE)

を紹介してみました。

この引用を読まれて、「お?」と思われた方、「いやいや、著者の見方がちょっと」と思われた方、色々見えると思います。
私の引用の仕方がまずくて、著者 常見 陽平氏の意図と違っているのかもしれませんので、詳しくは本書をご参照ください。

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■タイムバンデッド

 タイムバンデッド = 時間泥棒

私が(勝手に、こっそり)読んでいる部族の名前です。

この部族、困ったことに時々重要な情報や、役に立つうわさ話なども運んでくれるので、ムゲにも断れません。

まあ、優先順位もありますので、割禁(割込禁止)−一人会議みたいなことをするわけですが。

今日は私がタイムバンデッド族と読んでいる部族の、さらに小部族を紹介して、その対処法について考えてみたいと思います。


■ゴシップ族

「あの話、聞いた?」が枕詞の部族です。
この時に、「何を?」などと答えようものなら、軽く30分は消滅します。ひどい時は1時間も。

私の会社は別の会社に清掃を頼んでいるのですが、このオバサンがこの部族の人で、「昨日はちょっと大変だったのぉ」などと話しかけていただけます。もちろん、フレンドリーで良い人なのですが、「どうしたんです?」などと言おうものなら、

 「あの〜、あなたも仕事したほうがいいと思うんですけど…」

と余計な心配まで…

◆対処法

無視するに限る。もちろん、最低限の挨拶はするものの、罠には引っかからないように、「あ、そうですか。いつもありがとうございます」と、とっとと席を離れるのが一番。

■不平・不満族

この部族が求めているのは、賛同者です。しかし、安易に賛同しても否定しても長時間引っ張られることになります。

愚痴をさんざんぶちまけておいて、本人はいたってスッキリしてお帰りになるのですが、残されたこっちは、過ぎ去ってしまった時間とまだ片付いていないタスクに涙することになります。

かと言って、「それはあなたにも問題があるよ」などと否定しようものなら、その後マシンガン攻撃を食らうことになります。

◆対処法

話を変えるしかありません。
元々は、必要があって話を始めた場合には、なんとか結論の出る話に戻す作戦を必死になって考えます。

自分が試して、一番良かったのは「それは大変でしたね。ところで、この件だけど、こういう結論でいいかな?」と一応相手を認めておいて、いきなり議論の結論をぶつけてしまうこと。

■ニューカマー族

まぁ、管理職にもなればこの手の部族の扱いには慣れているでしょう。

この部族、とにかく「どうやればいいですか?」が口癖。
彼らの夢は、大したことをせずに、スマートに仕事が出来て、あなたより早く帰ることです。

新人の指導だからといって、「困ったことがあったら、なんでも相談して」などと言おうものなら、「相談」ではなく、山本五十六ばりの「やって見せ、やってみせて、言って聞かせて〜」をさせられる事になります。
最悪なのは、「やって見せ」の時点で、その作業はもう終わっているので、「あ、できたんですね。ありがとうございます」と言われてしまうこと。次に同じ作業をさせようとしても、「前回やっていただいたのでわかりません。もう一度やって見せて下さい」とか言われてしまいます。

◆対処法

「まず、自分でどうやったらできるか考えてみて。それをやってみて、うまく行かなかったところを見せに来て」と言いましょう。

■レジェンド族

どういうわけかお年寄りがおおいですが、時には中堅も。
この部族は、とにかく「以前、同じ事をやろうとした時にね〜」みたいに過去の事例といかに自分が奮闘したかを話したがります。結構年上の場合もあるので、簡単には無視もできません。

先日、別の会社の人と打ち合わせをしている時にこの部族と遭遇しました。

 「いや、私が新人だった頃はちょうどパソコンの普及機で、PC-8001とかFMパソコンとかあってねぇ。これがベーシックというOSで動くんだよ。雑誌のゲームのプログラムが印刷してあるので、それを一生懸命パソコンに打ち込んで、それでゲームをしたんだよ。特にね………」

とまあ、そのPC-8001の性能やスペックについて詳しく教えてくれました(T_T)。
その上、そこに同行してきた若い営業の方も

 「へ〜。そうなんですか。それで今パソコンに詳しいんですね」

などとヨイショするもんだから…。

ちなみにベーシック(BASIC)はOSではありませんので、そこんところよろしく。

◆対処法

黙って下を向きましょう。
こういう方は、自分の先輩(たとえ職位が下でも年上)や上司の場合もあるので、無理に話の腰を折ると、意外な所で余計なツッコミをうけます。とにかく嵐が過ぎ去るのをひたすら待つこと。

この同行してきた若い営業の方は、そういう意味で世渡り上手なのかも。

ま、待っている間に、ダメになったスケジュールをどう組み直すかを一生懸命考えましょう。

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