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ポイントカードテクニックで仕事を頼む方法
「人を巻き込んで活動する」技術というのは、管理職にとって必須、欠くべからざる技術です。
こういうのが長けた人というのは、昇進も早いです。
でも、「どうやったら人を巻き込めるようになりますか?」と上手な人に聞いてもマトモな答えが返ってきません。
理由は、上手な人は、自分が上手であることを意識していないからです。呼吸をするのと同じ感覚。
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こういうのが長けた人というのは、昇進も早いです。
でも、「どうやったら人を巻き込めるようになりますか?」と上手な人に聞いてもマトモな答えが返ってきません。
理由は、上手な人は、自分が上手であることを意識していないからです。呼吸をするのと同じ感覚。
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主張しない
相手にに何かをして欲しい時、
「こうすべきでしょ!!」
みたいに言うと意外と反発されます。
「こんご業務を進める上で、×××をするべきです」と全員の前でプレゼンしても、たとえそれが理論理屈では正しいことであっても、「そうは言っても、△△△という事があるから難しい」とか、「じゃぁ○○○の時にはどうするんだ?」とか色々難癖をつけられて、うまくいかないことがあります。それが特に「自分より下だ」と思っている若い人や経験の浅い人から言われると、それがまっとうなことであればあるほど反発されます。
原因は簡単。
あなたが言っていることが正しいからです
年長や経験が長いにもかかわらず、そういう正しいことをして来なかった人にとっては、自身のプライドをおもいっきり傷つけられるわけですね。
■主張しない
自分が正しいと思っている度合いが強いほど、人は主張の強さが上がります。つまりそれだけ強い言い方で言ってしまうのですね。主張してはいけない
ということ。
自分の主張が絶対に正しいと思えるのであれば、
・相手に気づかせる
・下手に出る
ほうが、コトをうまく進められます。
■相手に気づかせる
これは私が好んで使う方法で、簡単にいえば質問を繰り返すことで自分の持って行きたい結論を相手に言わせることです。私 :いままで、×××のときに、○○○というやり方をしてたけど、これってどう思います?
相手:いや、別に問題ないと思いますよ?
私 :たとえば△△△の時に困りません?
相手:そういえば、△△△だと☆☆☆になりますね。
私 :そういうことを起きなくするにはどうしたら良いでしょう?
相手:じゃぁ△△△の時に限って、□□□したらどうでしょう?
私 :でもそれじゃあ、▲▲▲の時とか判断に困りませんか?
相手:じゃぁどうしましょう?
私 :根本的に、○○○自体、どうして○○○のルールになっていんでしょう?
相手:そういえば、これって昔からそうしているだけですよね。
私 :いまならもっと別のやり方があります?
相手:だったら、■■■みたいな方法もありますよね。
私 :それ、ナイスじゃない?
という感じ。
要は、自分が問題だと思っているところと、その根本原因を相手に対して誘導質問するわけです。
で根本原因になっている不都合な行動を相手が言ってくれれば、そこに突っ込んでいって、対策を出してもらえればいいわけです。
ところが、こういうのって意外と難しいんですよね。
何が難しいって、自分の視点とあいての視点が違うので、自分が想定していなかった課題を挙げられた時に、「いや、そこじゃあなくて…」とうまく言わないと行けないわけです。
そこで、第2の作戦が「お願いします」作戦。
■下手に出る
たとえば、以下の2つの言い方を見比べてみてください。A:こんなに分厚い報告書、だれが読むんだよ。もっと簡潔にまとめなおしてこい
B:うわあ、こんなに調べてくれたのか、いや、ありがとう。これに、簡潔な要約もつけてくれると、うれしいんだけどなぁ
A:外回りのときには、もっと身だしなみに気をつけろよ
B:外回りのときは、身だしなみに気をつけてくれると、もっと商談が進めやすくていいなぁ
A の表現は、どちらも「命令]。自分の意見を相手に押しつけようという行為です。
一方 B の表現は、どちらも「願望」。あくまであなた個人の願望を伝えているだけであって、相手への強制力はありません。自分の願望にしたがってくれればうれしいけど、そうしてくれなくとも構わないよ、という表現になってます。
相手の行動を変えようとする場合、まずは、この「願望法」を使ってみて、やんわりとこちらの意思を伝えるのです。
ほとんどの人は、何かしらを悟ってくれるはずであり、きちんと変わってくれます。
何度かこの手法を試してみたのだが、それでも相手の行動が向に変わってくれない、というのなら、そのときにこそ、もっと強烈な発言を使います。
いくら願望を語っても聞き流す人がいないわけではありませんので、そのようなときにだけ、より強い方怯を使えばいいです。
普段、優し言い方をしている人が、大きな声で、はっきりと命令形で言うと、コントラスト効果も相まって非常にインパクトが出ます。
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みたいに言うと意外と反発されます。
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原因は簡単。
あなたが言っていることが正しいからです
年長や経験が長いにもかかわらず、そういう正しいことをして来なかった人にとっては、自身のプライドをおもいっきり傷つけられるわけですね。
■主張しない
自分が正しいと思っている度合いが強いほど、人は主張の強さが上がります。つまりそれだけ強い言い方で言ってしまうのですね。
主張してはいけない
ということ。
自分の主張が絶対に正しいと思えるのであれば、
・相手に気づかせる
・下手に出る
ほうが、コトをうまく進められます。
■相手に気づかせる
これは私が好んで使う方法で、簡単にいえば質問を繰り返すことで自分の持って行きたい結論を相手に言わせることです。
私 :いままで、×××のときに、○○○というやり方をしてたけど、これってどう思います?
相手:いや、別に問題ないと思いますよ?
私 :たとえば△△△の時に困りません?
相手:そういえば、△△△だと☆☆☆になりますね。
私 :そういうことを起きなくするにはどうしたら良いでしょう?
相手:じゃぁ△△△の時に限って、□□□したらどうでしょう?
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相手:じゃぁどうしましょう?
私 :根本的に、○○○自体、どうして○○○のルールになっていんでしょう?
相手:そういえば、これって昔からそうしているだけですよね。
私 :いまならもっと別のやり方があります?
相手:だったら、■■■みたいな方法もありますよね。
私 :それ、ナイスじゃない?
という感じ。
要は、自分が問題だと思っているところと、その根本原因を相手に対して誘導質問するわけです。
で根本原因になっている不都合な行動を相手が言ってくれれば、そこに突っ込んでいって、対策を出してもらえればいいわけです。
ところが、こういうのって意外と難しいんですよね。
何が難しいって、自分の視点とあいての視点が違うので、自分が想定していなかった課題を挙げられた時に、「いや、そこじゃあなくて…」とうまく言わないと行けないわけです。
そこで、第2の作戦が「お願いします」作戦。
■下手に出る
たとえば、以下の2つの言い方を見比べてみてください。
A:こんなに分厚い報告書、だれが読むんだよ。もっと簡潔にまとめなおしてこい
B:うわあ、こんなに調べてくれたのか、いや、ありがとう。これに、簡潔な要約もつけてくれると、うれしいんだけどなぁ
A:外回りのときには、もっと身だしなみに気をつけろよ
B:外回りのときは、身だしなみに気をつけてくれると、もっと商談が進めやすくていいなぁ
A の表現は、どちらも「命令]。自分の意見を相手に押しつけようという行為です。
一方 B の表現は、どちらも「願望」。あくまであなた個人の願望を伝えているだけであって、相手への強制力はありません。自分の願望にしたがってくれればうれしいけど、そうしてくれなくとも構わないよ、という表現になってます。
相手の行動を変えようとする場合、まずは、この「願望法」を使ってみて、やんわりとこちらの意思を伝えるのです。
ほとんどの人は、何かしらを悟ってくれるはずであり、きちんと変わってくれます。
何度かこの手法を試してみたのだが、それでも相手の行動が向に変わってくれない、というのなら、そのときにこそ、もっと強烈な発言を使います。
いくら願望を語っても聞き流す人がいないわけではありませんので、そのようなときにだけ、より強い方怯を使えばいいです。
普段、優し言い方をしている人が、大きな声で、はっきりと命令形で言うと、コントラスト効果も相まって非常にインパクトが出ます。
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あなたはもしかして、他人の仕事に依存した仕事の進め方をしているかもしれません。
■リマインダー
リマインダーってご存知ですよね。ある日、ある時間になったら、「××をする時間ですよ」と呼び出してくれるアプリの事を言います。
大体はスケジューラやタスク管理ツールとセットになってますよね。
無意識に一緒に仕事をしている人をリマインダー代わりに使っていることがあるんです。
これは仕事を効率的に進めるための阻害要因の一つになってます。
たとえば、「ある仕事をしようとしたらわからないことがあったので、先輩にメールで質問を送って、返事待ちになる」というようなシチュエーションです。
その間、仕事は全く進んでません。もしかして返事がその仕事の期限ギリギリだったとしたら、そこから着手しても間に合わないかもしれません。
結構思い当たるフシがありませんか?
つまり、仕事を再開するリマインダーとして、質問を送った先輩をリマインダーにしているわけです。
で、最悪の場合、その先輩が質問の返事をすることを忘れていたら、当然その仕事を依頼した人(上司)から「どうなっているんだ!」と叱られるのは貴女自身であって、質問を忘れた先輩ではありません。
先輩に「何で自分の質問にすぐに返事しないんだ!?」などとは言えませんよね。
つまり、相手から返事がないことはあなたが仕事をしなくていい理由にはならないわけです。
■依頼したタスクのリマインダー
だれかに何かを依頼したら、かならず自分のタスクを作っておくことで、こうした「他人をリマインダーにしたリスク」を回避できます。
具体的には誰かに依頼を出すときに、
1.自分がその結果を受けて仕事を完成させるまでの必要時間と仕事の期限から、いつまでに返事がほしいかを決める
2.その期限を書いて、相手に依頼をする
3.その期限までに相手が完了したかをチェックするタスクをリマインダーに入れる
とやることによって、相手が期限を超えそうなときに、事前にキャッチできるようになるわけです。
私は、このタスクを「依頼したタスク」と読んで、タスクリストの分類のひとつにしてます。
これにリマインダーを結びつけて、管理を指定ます。期限までが長いものは、時々進捗管理ができるように、「依頼したタスクの進捗管理」というタスクを入れていたりします。
ただし、あまり細かく進捗状況を相手に聞いたりすると、鬱陶しがられるので、ちょっと様子を見るという高等テクニックも必要です。
ここらは色々経験をしないと難しいですね。
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