アイディアを出そうとした時、アイディアが必要なときに、どんなことをしますか?
それについての何かをじっと考える人と、とりあえず、ネットでその課題に関して検索して見る人といるようです。自分の経験だと、後者のほうがアイディアが沢山、多面的に出せるようです。
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●外発的因子でアイデアの連鎖を生み出す
アイディアがたくさん欲しけれは、アイデアが生み出される引組みを理解することです。
アイディアは、外発的因子(知覚情報)によって、脳内の内発的因子(意識、経験によりできる反応因子)が刺激されたときに湧き上がります。
横田尚哉(著) 『ビジネススキル・イノベーション』
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まぁ、その解決策自体がネット上で公開されている場合もあるのですが、そうそう都合良くは行きません。
それでもネットで検索するのは、考える手がかりが必要だからです。
それに、その課題や課題に類似する問題に対して、多くの人が色んな角度から分析している資料が見つかります。その分析を手がかりに自分のアイディアをまとめていくと、案外しっかりまとまった資料が出来上がります。
■ブレーンストーミング
もう一つの方法が、ブレーンストーミング法です。これは過去のサラヒン>>の記事<<ブレスト(ブレーンストーミング)で紹介しましたが、まぁ一般的によく知られている手段ですね。
これも、外発的因子を利用するのですが、その場で刺激の応酬ができるので、うまくハマればとっても強力な方法です。
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●チームで発想すれば、どんどん広がっていく
アイデアも同じで、あるニユースを聞いてひらめく人もいれは、無反応な人もいます。
アイテアが生まれるかどうかは、個人の知識や経験しだい。これが個人で発想するときの限界です。
しかし、チームの場合は違います。誰かが外発的因子に反応してアイデアを出せば、そのアイディアがまた別の誰かの外発的因子となり、新しいアイデアの引き金になる可能性があります。
お互いに刺激しあうことで、最初はたったひとつだった外発的因子が次々と増えていき、アイデアの連鎖を引き出していく。チームで発想すれば、ブレーンストーミングに代表されるようにアイデアはどんどんと広がっていくのです。
横田尚哉(著) 『ビジネススキル・イノベーション』
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たしかにそのとおりです。しかし、ウチの会社では時々うまくいかないことがあります。
ひとつには根本的に誰も発言しないというような場合。
「何か思いつくことはありませんか?」
……し〜ん………
みたいになっちゃうと、ただ気まずいだけですね。無音の世界で、みんなが「早く終われ」と願っているような会議ではアイディアのでようもない。
もう一つの課題は、発想や思考がある面だけに集中しがちになること。
たとえば、「会議での発言を増やすには?」なんてブレストをやっていて、「し〜ん」では笑い話ですが、誰かが「否定的なコメントをしないようにする」と言い出すと、過去の否定的なコメントや、コメントの仕方についてだけアイディアが出てきてきまい、多面的な検討がなされないわけです。
人間はどうしても、直前の言葉にイメージを引きずられるので。
■インターネットこそがアイディア刺激の要素
こういう時に役に立つのがインターネット検索です。会議 活性化
などのキーワードで検索してみると、いろんな具体的取組や、その心理的要因、議長の進め方などの説明が簡単に見つけられます。こういったものを参考に自分のイメージを刺激していくことで、全方位的な発想が可能になるわけです。
インターネットで載っていた取り組みそのものが回答になることは多くはありませんが、自分の部署でこれをやるとしたらどんなやり方がいいだろうか、と適用を考えてみるだけで結構良いネタがたくさん上がりますよ。
■参考図書 『ビジネススキル・イノベーション』
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ビジネススキル・イノベーション 著者 :横田尚哉 | ビジネススキル・イノベーション 検索 :最安値検索 | ビジネススキル・イノベーション 検索 :商品検索する |
●本書を引用した記事
コピーを頼まれたら成長するチャンス
模倣と創造のバランスを取る
ボトルネックは、決済済の箱
手帳はいつまでも同じではない
会議を少なくする方法
コピーを頼まれたら成長するチャンス
リスクの時間
チームと個人の関わりを5つに分ける
会して議せず、議して決せず、決して行わず、行ってその責を取らず
マニュアル・ガイドライン・モットー2
マニュアル・ガイドライン・モットー1
ルールとモラルはモラルを守れ
アイディアを出すには外発を利用する
「チーム作業」をすると人数効果が出る
根回しの進め方
真のプロフェッショナルとは