Cドライブの空き容量ってどのくらいありますか?

私は、デスクトップPCはだいたい70%強、ノートPCは30%弱が現在の状況。


WindowsはCドライブに頻繁にアクセスするので、この空き容量が減ってくると動作が遅くなります(SDメモリをCドライブに使っているものは別です)。

システムの管理をしていると、割とそういうことに敏感になります。
会社のサーバ類の目安は空き容量はすべてのドライブで30%以上に設定していて、それを下回ると不要なファイルを削除したり、ドライブの追加購入などを検討するルールを作ってます。

ただ、個人で使用するPCでは、30%というのは結構厳しいので、厳守ラインとして5分の1(=20%)を目安にしてます。これに近づいてきたら、残り容量が30%になるまで、ファイルの削減をするようにしています。



本日は、2つのドライブC,Dがあって、Dドライブのほうが多きな容量を持っている時に、これを活用する方法。要するに、同じファイルでも、空き容量の大きなドライブにあれば使用比率は下がるということ。


■効率的に移動する


例えば数十キロのファイルをちまちま移動しても、大してCドライブの容量確保には影響しません。それよりも数百メガのファイルを移動すれば空き容量はドカンと確保できるようになります。

その際に必要なのが、大きなファイルやフォルダを見つけてくれるツール。

私は

 DiskInfo - 窓の杜ライブラリ

というツールを使ってます。

これで、どのフォルダが容量が大きいのかを比率で示してくれますので、これを別のドライブに移せないかを検討します。

大抵の場合は、元のフォルダにショートカットを残して、別のドライブに移してしまえば今までの使い勝手を維持したままドライブの容量を維持できます。

■ドキュメントフォルダを移動する


普通ファイルを作成したり保存したりする場所は、Windowsが勝手に決めているドキュメントフォルダと言う場所になります。これは以下の方法で変更したり、ドライブを追加したりできます。

 C ドライブの空き容量を確保する方法

これで、マイドキュメントの下に、Dドライブのライブラリが表示されるようになります。

大きな音楽ファイルや動画ファイルはこっちに移動させてしまうと、Cドライブの容量が確保できます。

■キャッシュフォルダを移動させる


インターネットエクスプローラや、CD/DVDライティングソフトなどは意外と大きなキャッシュデータ(一時データ)を持っています。キャッシュなので大抵の場合はもう使わないのですが、これを削除しないアプリが少なくありません。

細々と削除するためには、*.tmp ファイルを探したり、前回説明した一時データ削除ツールを使ったりするのですが、意外と手間だし、容量が不足してから作業したりしていては手遅れなので、私はアプリをセットアップしたら、まず、「フォルダ」という項目をオプションの中から探しだして、プログラムに関するもの以外は全部外部ドライブに変更してしまいます。

Windowsでのやり方は

 各種テンポラリフォルダやキャッシュの場所を変更する

なのですが、アプリはアプリによっていろいろなので、何かをインストールしたらまずオプション設定をチェックする習慣をつけるといいですね。

■アプリをDドライブに移動する


ちょっとファイルではありませんが、アプリ自体もDドライブに移動する事ができます。

一旦アンインストール(関係フォルダの削除)をして、再度インストールします。この時にインストール先をDドライブにしてしまえば、巨大なアプリをCに置かなくてすみます。

■仮想メモリをDドライブに移動する


ちょっと難易度が高いかもしれませんが、これは結構効果のある方法。

Windowsは、物理的なメモリ以上にメモリを使用することができます。それがこの仮想メモリという仕組み。まあ要するにメモリの代わりにハードディスクを使うものなので、ハードディスク容量を必要とします。大体数百メガ~数ギガの単位です。

これをDドライブに移動すると容量が確保できます。

ただし、Dドライブが遅いとWindowsも遅くなるので、試してみてアクセスが遅くなるようならもとに戻すのを忘れないで下さい。

 仮想メモリを別ドライブに移動する

こちらはWindows7に対応するやり方ですが、このキーワードで検索してやればやり方は見つかります。自己責任で。

■ハイバーネーションファイルhiberfil.sys


ハイバーネーションとは、Windowsをスタンバイや休止にするときに使用するファイルです。
もし、これらの機能を使わないなら必要ありません。

ただし、Windows8.1では、ネットの情報を見る限りどうも不都合が多いみたいなので、余りやらないほうが得策かも。でも私はやってますけど。

やり方は、管理者権限のあるコマンドプロンプトで

  powercfg.exe /hibernate off

とやるだけ。もとに戻すときは "off" → "on" でOKです。


■次回へ続く


結構長くなってしまいましたが、また次回に続きます。

次回は、Dドライブが作れないような、ノートPC環境の対策として、オンラインストレージを利用する方法を考えます。

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