タブ型ウェブブラウザを使い慣れていると、隣のタブに移動するには
CTRL+TAB
CTRL+SHIFT+TAB
って体が覚えてます。ところが、Excel はタブを切り替えるのに
CTR+PageUp/Down
を使わないといけません。これがまた押しにくい。
何でこんな仕様にしちゃったんだろう?
■AutoHotKeyでキーを再定義する
で、過去記事でも何度か紹介している AutoHotKey。これでブラウザやExcelのタブ切り替え操作を共通化してしまいます。
まずブラウザ側ですが、
CTRL+TAB、CTRL+SHIFT+TAB
って押しにくい!
なので、これを
無変換+TAB → CTRL+TAB
変換+TAB → CTRL+SHIFT+TAB
に再定義してしまいます。
◇――――――――――――――――――――――――――
vk1Dsc07B & TAB:: Send, {Blind}^{Tab} ;無変換+TAB → CTRL+TAB
vk1Csc079 & TAB:: Send, {Blind}^+{Tab} ; 変換+TAB → CTRL+SHIFT+TAB
――――――――――――――――――――――――――◇
■Excel は PgUp/Dn
Excelのほうは同じキーで CTRL+PgUp/Dn を発生させてやればいいです。
◇――――――――――――――――――――――――――
vk1Dsc07B & TAB:: Send, {Blind}^{PgUp} ;無変換+TAB → CTRL+PgUp
vk1Csc079 & TAB:: Send, {Blind}^{PgDn} ; 変換+TAB → CTRL+PgDn
――――――――――――――――――――――――――◇
ただし、Excelのときだけコレが有効になるようにしたいので、2つを合体させて
◇――――――――――――――――――――――――――
vk1Dsc07B & TAB:: Send, {Blind}^{Tab} ;無変換+TAB → CTRL+TAB
vk1Csc079 & TAB:: Send, {Blind}^+{Tab} ; 変換+TAB → CTRL+SHIFT+TAB
#IfWinActive, ahk_class XLMAIN
vk1Dsc07B & TAB:: Send, {Blind}^{PgUp} ;無変換+TAB → CTRL+PgUp
vk1Csc079 & TAB:: Send, {Blind}^{PgDn} ; 変換+TAB → CTRL+PgDn
#IfWinActive
――――――――――――――――――――――――――◇
これでブラウザと Excel は同じ操作ができるようになります。
コメント