「良い資料作成術:パターンを覚える」でご紹介しました、資料の作り方の1パターンをご紹介します。

■「すし詰め」は見た目が悪い


「良い資料」と言うのは、なかなか定義が難しいですが、ひとつには

  ぎゅうぎゅう詰めではない

というのがひとつの条件ではないかと思っています。

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織田信長は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将・戦国大名。三英傑の一人。尾張国(現在の愛知県)の古渡城主・織田信秀の嫡男。室町幕府を事実上滅亡させ、畿内を中心に強力な中央政権(織田政権)を確立。戦国時代の終結に最大の影響を与えた人物の一人である。この政権は豊臣秀吉による豊臣政権、徳川家康が開いた江戸幕府へと続いていくことになる。
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のような文章は読みたくないですよね。

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織田信長は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将・戦国大名。

三英傑の一人。

尾張国(現在の愛知県)の古渡城主・織田信秀の嫡男。室町幕府を事実上滅亡させ、畿内を中心に強力な中央政権(織田政権)を確立。

戦国時代の終結に最大の影響を与えた人物の一人である。この政権は豊臣秀吉による豊臣政権、徳川家康が開いた江戸幕府へと続いていくことになる。
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のようなものだと、後者のほうが「読みやすい」と感じるわけです。


■見た目のいい資料のポイント


ここで感じた「読みやすい」と思えるポイントは「適当に空白がある」こと。
大体、空白の大きさは

 文字領域の3割程度

が適切と言われているそうで、一般の書籍もこの原則を順守しているそうです。

そう言われると、だいたいそんな感じの物が多いですね。

これが逆にスキマが空きすぎると「絵本か?」になりますし、詰め過ぎると「お経か?」になってしまいます。

パワーポイントなどのプレゼン資料でも、箇条書きにして1ページにぎっちり詰まった資料を作ってくる人がいますが、それだけで読む気がしなくなります。たとえそれがどれほど良いことが書いてあったとしても。

文字や図などの面積は

 表示エリアの7割未満

に抑えるようにすると見やすい資料になります。

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