この10年ほどだと思いますが、ときどきEQという言葉が採用や昇進の場でよく聞かれるようになりました。

■EQ:心の知能指数


ちょっとネットから拾った開設ですが

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EQ(Emotional Intelligence Quotient)理論は、EQグローバルアライアンスの研究開発顧問で現在エール大学エールカレッジ学長を務めるピーター・サロベイ博士とニューハンプシャー大学教授のジョン・メイヤー博士によって提唱されました。

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両博士は、この仮説に立って、ビジネスパーソンを対象にした広範な調査研究を行ないました。その結果、明らかになったのが

「ビジネスで成功した人は、ほぼ例外なく対人関係能力に優れている」
というものでした。

それは具体的には、ビジネス社会で成功した人は

 自分の感情の状態を把握し、それを上手に管理調整するだけでなく、他者の感情の状態を知覚する能力に長けている

というものでした。

このため、クライアントなど社外との関係もうまく維持調整することができ、社内的にも多くの協力者を得ることができるため、結果的にハイ・パフォーマーとしての成果を生み出していたのです。

これらの研究結果から、サロベイ、メイヤー両博士が提唱したのが
「感情をうまく管理し、利用できることは、ひとつの能力である」というEQ理論です。

世界的には『EQこころの知能指数』(ダニエル・ゴールマン著、邦訳は講談社刊)がベストセラーになり、世界トップ企業といわれる「フォーチュン500社」のうち、8割の企業が教育などの研修等によって自社になんらかの形でEQを導入しています。

日本でも企業や研修だけでなく、教育現場における人材育成などにおいて各自治体などでも広く取り入れられるようになってきています。

EQとは心の知能指数
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サラリーマンにかぎらず、人間の行動のほとんどは他人と関わるものです。
その時に、自分の感情をうまくコントロールし、それを上手に相手とのやりとりに利用してこそ仕事の成果は上がるものだということですね。

全く仰るとおり。

さらに両博士は、この「自分の感情の状態を把握し~~~」の定義を元にEQを4つの能力に分けています。

 ・感情を読み取る能力
 ・感情を統御して思考に役立てる能力
 ・感情を理解する能力
 ・感情を制御して人格的に成長する能力

です。

読んで字の如くでだいたい意味はわかると重いますが、これは

 ポール・スローンの思考力を鍛える30の習慣

をご参照ください。


■感情は制御してこそ


ここで私がいつも注意しているのは、怒りや悲しみなどを始めとする感情は「仕事ではあってはならないもの」ではなく、それをうまく統御して、それを利用してよりうまく仕事を進められるようになることです。

本ブログ記事やサラヒンなどでも時々書いてますが、発生した事象には意味も良い・悪いもありません。
あるのはただ事実だけ。それに色を付けているのは人間の感情です。

ということをちゃんと認識していれば、たとえ起こったとしても実はその後ろの方に、
 「怒っている自分を観察している自分」
を置くことができるようになります。

意味わかりませんよね?

イメージ的には、体から魂が幽体離脱して後ろから自分を眺めているシーンを思い描いてみてください。
いつもそのシーンを思いながら仕事をする感じ。

そうすると、たとえば部下が見るも無残な失敗をして「このクソバカヤロー」と発言していても、「また怒ってら…」「お、こいつちょっとハゲてきたぞ…」などと関係ないことを思っている自分を想像するんですね。
そうすると、その冷静でニヒルな自分が、その怒っているのを部下の成長にどうやって利用してやろうと考えるようになるんですよ。あるいは、「この事態の何かいい利用方法はないものか」などと次のことを考えるようになったり。

いつも感情を「100%特定の事態に向ける」のではなく、「50%は後ろから見ている人に割り当てる」ようにすると、感情の制御や他人への発揮の仕方がイメージしやすいかもしれません。

ご参考まで。

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