Windowsエクスプローラーを使っていると気が付きませんが、WindowsはそれぞれのフォルダにThumbs.dbという隠しファイルを作成しています。

このファイルはエクスプローラーで表示するときに使われるアイコンなどが保存されているのですが、別になくても構いませんし、フォルダの同期をさせるときに、同期先にも同じファイルが有ったりして以外にじゃまになります。
私のようにファイラーを使っているとこのファイルが表示されてしまって見苦しい。

ということで、Thumbs.dbファイルを削除するようにしてます。

■削除した時の問題点


このファイルは「なくてもいい」と書きましたが、エクスプローラーでフォルダの表示をするときには、表示速度を上げるのに一役買ってますので、もしフォルダ内に大量のファイルが有り、エクスプローラーを多用する人は削除しないほうがいいかもしれません。
ただし、使われるのは「縮小表示」にした時だけです。

体感的に差が出るのは1000ファイルくらいを超えたあたりでしょうか。この辺りはPCの処理能力にもよるので、一概には言えませんが。

■Thumbs.dbを作成しない方法


Windowsのバージョンによって、設定方法が異なりますので、私が調べられた範囲で作成を禁止する方法を書いておきます。


◆WindowsXP,Windows Server


エクスプローラーを開いて、

 「ツール」→「オプション」→「フォルダオプション」

とメニューをだどります。フォルダオプションが表示されたら、「表示」タブを選択肢て、そこの「詳細設定」にある

 縮小版をキャッシュしない

にチェックを入れて、「すべてのフォルダに適用」ボタンを押せば出来上がり。

ただし、既存のThumbs.dbファイルが削除されるわけではないので、下に書いた方法でファイルを削除しておきます。

◆Windows Vista, Windows Server 2008, Windows7, Windows8


これらのOSでは、Thumbs.dbファイルは別のフォルダに保存されているようです。どういうわけかフォルダの中にも作られている場合があるのですが、この辺りは調査不足で意味不明。

 %LOCALAPPDATA%\Microsoft\Windows\Explorer

の下に "Thumbs_(アイコンサイズ).db" というファイル名で作られてます。
"%LOCALAPPDATA%" はそれぞれ環境によって異なるので、実体のファイルは、CMD.EXE(コマンドプロンプト) を立ち上げて、

 echo %LOCALAPPDATA%

と入力してやると、今のPCにおける %%LOCALAPPDATA% が分かります。

方法1:
 以前のバージョンようにフォルダごとのオプションで[縮小版にファイル アイコンを表示する]を選択すればいいのですが(どうもOSのバージョンやSPの状況で表示されないことがあるみたい)、ユーザーごとのデフォルト設定を変更するには、システムのプロパティで管理します。
 コントロール・パネルなどでシステムのプロパティを表示させ、[詳細設定]タブにある[パフォーマンス]グループの[設定]ボタンをクリックします。
 そこでパフォーマンス・オプションの[視覚効果]グループで「カスタム」を選択し、その中にある[アイコンの代わりに縮小版を表示する]というオプションをオフにします。
 これでThumbs.dbファイルの作成や使用が抑制される「はず」。

方法2:
 ただし以上の設定を行っても、ネットワーク上のフォルダの場合はフォルダごとに、やっぱりThumbs.dbファイルが作成されるみたいです。

 このような場合は、ローカル・ポリシーを使って設定します。

 そのためには、まず WIN+R キーを押して[ファイル名を指定して実行]ダイアログを表示させて

    gpedit.msc

 と入力して、ローカル・グループ・ポリシー・エディタを起動します。

 そして、[ローカル コンピュータ ポリシー]の下にある[ユーザーの構成]を開き、

  [管理用テンプレート]→[Windows コンポーネント]→[エクスプローラー]

  のツリーを表示させます。

 そこで、以下のポリシー設定をオフにします。

  縮小表示を無効にしてアイコンのみを表示する
  ネットワーク フォルダーで縮小表示を無効にしてアイコンのみを表示する
  非表示の thumbs.db ファイルで縮小表示のキャッシュを無効にする
  縮小表示の画像のキャッシュをオフにする

 もし、それでもうまくいかない場合には、このポリシーエディタで

   DisableThumbnailsOnNetworkFolders

 を検索して見てください。似たような設定があるはずです。

■自己責任で


Windows7等の場合、ポリシーエディタを使いますので、変なところをいじってしまって失敗した場合、最悪PCが正常に動かなくなってしまうリスクが有ります。

その場合は、すみませんが自己責任で

■時々ファイルを削除する


上記のポリシーが制限されていたり(ドメインに参加しているなど)、リスクが怖い場合などは、以下のバッチファイルを作っておいてください。

★――――――――――――――――――――――――――
pushd (削除したいフォルダ名)
del /s /ah Thumbs*.db
del /s /as Thumbs*.db
del /s Thumbs*.db
del /s /ash- Thumbs*.db
――――――――――――――――――――――――――★


このバッチファイルは、現在のフォルダ以下のフォルダに有る Thumbs*.dbファイルを一気に削除します。Thumbs.dbに変な属性がついていてもいいように色んなパターンで検索してみながら、かたっぱしから削除します。

「(削除したいフォルダ名)」には、よく自分がファイル表示をするフォルダ名を書いておきます。

(削除したいフォルダ名)に C:\ と入れても構いませんが、変なところをアクセスするのが怖いので、なるべく狭い範囲に区切ったほうがいいでしょう。

私はこのバッチファイルを、スタートアップにおいてます。
つまり、PCを起動した時にユーザフォルダと上記%LOCALAPPDATA%\Microsoft\Windows\Explorerを検索して不要なファイルをまとめて削除するようにしてます。



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