私は基本怠け者です。
何をするにしても、楽にできる事のほうが好きです。

どこの誰だったか忘れちゃいましたが、こんな事(記憶なので、間違いが多いかも)が書いてあるページを見た記憶があります。

★――――――――――――――――――――――――――
私は近道が大好きだ。
何ごとも簡単にできるに越したことはない。

私も怠け者は好きではない。
努力は尊いものだということも理解している。

だが、すぐそばにロープウェイがあるのにわざわざ自分の足で山に登っても特別な勲章には値しない。
――――――――――――――――――――――――――★


これは読んだ時に「まったくその通り」と思ってしまいました。

「山に歩いて登る」という行為自体に価値を見出しているのであれば別ですが、山の頂上に行くことが目的なのであれば、ロープウェイを使おうが、ヘリコプターを使おうが、簡単にできるに越したことはないわけですね。

仕事は、「結果を出す」ことが目的なのであって、「努力することが目的ではない」ので、どんなに一生懸命やった結果が良くても、指先一本で同じ結果がさせるのであれば、後者のほうが断然いいわけです。


■楽をするために苦労する


私の尊敬するかつての上司に、まだ新人だった頃に言われたことがあります。

★――――――――――――――――――――――――――
未来に楽をするために、今を苦労しろ。
――――――――――――――――――――――――――★


それから、いろいろな仕事術や基礎勉強を一生懸命やるようになりました。

ちょっとばかり計算外だったのは、仕事が出来るようになると、それだけ責任の重い仕事が振られるようになって、仕事自体は楽にはならなかった(まだ過去形ではなく、現在進行形ですが)ことですかね。

ただ結果として、定年後にお金の心配をする必要はない程度にはなったので、未来は多少は楽になるかもしれない(まだ、確定したわけではありませんが)と思えたりしてます。

今日は仕事のヒントになってなくてすみません。
ふと、心構え的なことも気になったもので…


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