Windowsではファイルを削除するとファイルは「ゴミ箱」に移動します。
この状態の時、実際にファイルは削除されるわけではなく、「ゴミ箱」というフォルダに移動するだけです。…というのは誰でもご存知の話。
で、しばらく放置していると、ゴミ箱にファイルが溜まりすぎて、「ディスクが満杯」ってWindows君から怒られたり、動作が遅くなったりと、気持ちの良い結果にはなりません。
■ゴミ箱は定期的にクリアする
私の場合、毎週の週次レビューのときにゴミ箱の掃除をしてました。と言っても簡単で、土曜日にPCを起動したときに、こんなバッチファイルをタスクスケジューラに登録しておくだけです。
rd /s /q c:\$Recycle.Bin
問答無用で、ゴミ箱をカラにします。
ただし、これはゴミ箱が C ドライブにあるときだけですが。
まあ、普通の人は標準のまま使っているでしょうから、多分大丈夫。
ちなみに Windows のユーザアカウントを切り替えている場合には、こちらにやり方が書いてあります。
全てのユーザアカウントのゴミ箱を自動で空にするためのコマンドライン
■最近削除したファイルはのこしたい
ゴミ箱の本来の目的の一つは「削除してから、必要なことがわかって復活させたい」というものです。ところが、上記の方法だと、問答無用でゴミ箱ファイルをクリアしてしまうため、金曜日に削除したファイルも、月曜日に削除したファイルもなくなっちゃいます。
で、最近発見したのが、こちら。
RecycleBinEx - Enhanced Windows Recycle Bin Manager
http://www.fcleaner.com/recyclebinex
Windows 起動時に一度だけ、一定期間経過したままのゴミ箱ファイルを削除してくれます。
これなら、もう削除したことすら記憶にないファイルだけを削除してくれます。
■インストールと設定
インストールの方法は、ダウンロードしたインストールファイルを実行すればウイザードが立ち上がるので、「次へ」を押してくだけで完成です。
インストールが終わると RecycleBinEx が立ち上がるので、ツールバーの[Option]をクリックします。
で、そこの
Run RecycleBinEx when Sindows Startup
にチェックをいれ(標準でチェックになっているはず)、その直下の
Auto Clean up the items deleted [XX] days ago.
にチェックを入れて、ゴミ箱に保持したい期間を入れます。私は「10」日にしています。日数はまあ適当に。
その後の、2つのチェックボックスは OFF しておいたほうがじゃまになりません。
Add "RecycleBinEx" functions to Recycle Bin context menu
Auto check update
これで、スッキリ。
もちろん、このウインドウで一定期間経過したファイルを選択的に削除もできます。
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