仕事に役立つ本をご紹介しています。
・署名: 『一瞬で相手を落とす! コールドリーディング入門』
・著者: 石井裕之
■概要
コールドリーディングとは、占い師や詐欺師がいかにも「あなたの全てを知っている」かのように相手に錯覚させるための技術です。
実際、ある程度のトシになれば、それなりにこれに近いことはできるようになりますし、部長・役員級のひとであれば、「誘導質問」みたいな技術として使っていることもあります。
本日は、本書のポイントのひとつ、「ストックピール」についてお送りします。
■ストックピール
誰にでも当てはまるような、それでいてその人の核心をついているような方法でコールドリーディングする方法を「ストックピール」といいます。ストックピールには12種類あって、これを使いこなすことが、まずコールドリーディングの第一歩。
ひとつのポイントは、「あいまいルーズ」。
・「かなり現実的な野望をいだいてしまうことがある」
・「外向的で愛想がよく、付き合いがいいときもある半面、内向的で用心深く、引きこもってしまうこともある」
・「自分を素直に出しすぎてしまうのもあまり賢明ではないということを、これまでの人生経験の中から学んできた」
・「ある程度の変化や自由を好み、縛られたり制限されたりすると不満を感じる」
・「セックスの欲望をうまく適応させることができないことがあった」
・「自分に対して厳しすぎるところがある」
・「外見は自信があるように見えるけれども、心の中ではくよくよしたり不安になってしまう面がある」
・「自分の考えをしっかり持っていて、根拠なしに人の言うことを信じ込んでしまうことはないと自負している」
・「これまでの人生の選択や行動は本当に正しかったのだろうかと疑問に思うこともある」
・「自分の中にはまだ掘り起こされていない才能が眠っている」
・「性格に多少の弱点はあるけれども、たいていはそれを埋め合わせることができている」
・「人から好かれたい、認められたいという欲求が強い」
■ストックピールに使われるルーズ
・あいまいルーズ
曖昧な表現を使って相手の方から情報を開示させる
・二重人格ルーズ
性格の両面を評価することで「この人は本当に私のことをわかってくれている」と思わせる
・不満ルーズ
愚痴りたい不満を喋るきっかけを与える
・おだてルーズ
おだてていい気分にさせる
・DBルーズ
イエスでもノーでもヒットする仕掛けを用意する
・自己幻想ルーズ
「本当はもっとすごい自分に慣れていたはず」という自己幻想に誘う
・弱点ルーズ
弱点を指摘することでリーディングにリアリティを出す
・向上心ルーズ
相手の中の向上心を認めてあげることで、リーディングに価値を与える
■参考図書 『一瞬で相手を落とす! コールドリーディング入門』
立ち読み可 | 本書で紹介する「コールドリーディング」とは、 ニセ占い師、エセ霊能者、詐欺師など 「限られた人たち」にしか知られていなった話術&心理術。 欧米で知られていたコールドリーディングは、 仕事なら「セールス」「接客」「面接」「就職・転職」 「プレゼン」「メール」「クレーム対応」「上司・部下との人間関係」、 プライベートなら「恋愛」「飲み会」「家族関係」「人間関係」 …などに効く! 本書でコールドリーディングをマスターすれば、 間違いなくあなたのコミュニケーション力がアップします! そう、「仕事」も「プライベート」も思いのまま! |
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一瞬で相手を落とす! コールドリーディング入門 著者 :石井裕之 | 楽天では見つかりませんでした | DMMでは見つかりませんでした |
●本書を引用した記事
サインに気をつける(話半分、観察半分)
記憶術:視点を変えて繰り返す
Google検索で書評・要約を探す方法
一瞬で相手を落とす! コールドリーディング入門(要約)
一瞬で相手を落とす! コールドリーディング入門
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目次ノート
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