■時間管理のポイント
時間管理の最大のポイントは、タスクとスケジュール帳を見比べながら、それを埋めて行くことではありません。スケジュール帳は単なる手段であって、本当のポイントは
時間を大切にすることです。
いろいろなテクニックを今までもこの先も紹介していくつもりですが、なんのためにやるかというと
有限の時間を大切にすることです。
私も若い頃は、時間が有限だということに気が付きませんでした。
もちろん、宇宙の時間までいけばほぼ無限に近いのかもしれませんが、人間に許された時間はせいぜい80年。そのうち、会社員として過ごす時間は、わずか半分弱。
本当に大したことはありません。
この時間を大切にしようと思う意思が時間管理を成功させます。
大切にするためには何をするかというと、自分の時間を何に使っているかを常に意識していることです。
時間の使い方はお金と同じで3種類しかありません
投資 消費 浪費です。
ただし、完全に投資に使っている時間や完全に浪費する時間というものはなく、常にこの3つが交じり合って使われています。ただその比率がちょっとづつ違うだけ。
例えば、何かのセミナーに行ったとしましょう。
これは投資ですか?
いいえ、セミナーに行って、「あ〜。いい話が聞けた」と思うだけでは単なる浪費です。
もし、その日から何かの行動が(ひいては意識が)変わったとすれば、このセミナーに行った時間は投資だったのです。
それからセミナーに行く時間は、
消費ですね。投資のために必須の時間ですので。
でも、この時に、そのセミナーの講師の書いたセミナーのテーマについての本を読んでいれば、これは
投資の比率が高いといえるでしょう(セミナーの時間が投資であればですが)。
つまり、その時間をどのようなものにするかは、自分の次の行動にかかっているわけですね。
■いつも3つの使い方を意識する
時間管理技術はもちろんいろいろありますが、まずこれを意識して、
この時間を投資の時間にするためには、次に何をすればいいんだろうと考えることが、最も効果のある時間管理術なのかもしれません。
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