■読書の目的と理由
読書をするときに、「その本から何を得たいのかの目的を明確にしなさい」とよく言われます。
しかし、私はこれができたことがありません。
何しろ、「興味がある分野でちょっと気になったタイトル」とか、「××さんに薦められた」程度の理由で本を選んでいるからです。
それでも、なぜそれが読みたいと思ったのか、という事はあります。
ところが、忘れちゃうんですよ、最初の動機を。
なぜかというと、私は基本気に入った本しか買いません。それ以外は全部図書館です。図書館で読みたい本を頼むと、その図書館に蔵書があればすぐに貸し出してもらえますが、なければ他の図書館から取り寄せたり、新たに購入してもらわなければいけません。これが時間がかかります。自分の経験だと1〜3ヶ月というところ。その頃には、もう、どんな本を依頼したのかすら記憶に無い。
実際に本が手元に届いた時には、「なんか面白くなさそうなタイトルだなぁ」と思ったり。
そこで、ここ数年は、読書理由メモなるものを作るようになりました。
■気になった本はメモをする
人により色々でしょうけど、この本を読みたいと思うったら、「購入のタスクリストに書き加えておく」ようにしていると思います。でないと忘れちゃいますからね。私はその時に、どうしてその本を発見したのか、何を考えたのかを一緒にメモするようにしています。
初期の頃は、日誌のテキストファイルに書いてましたが、日誌では「テキストファイルをひらく」という操作が入るため、その場ですぐにはできません。
メモ帳に、「図書:○○○、××さん推薦。〜〜〜〜〜が面白いらしい」と書いてましたが、これを書くのも、日誌に書き写すのも結構苦痛。
ここに登場したのが、GoogleKeep です。
私の場合、本の情報は殆どがメルマガです。
これらメルマガを見て、「お!」と思った本は一旦アマゾンで検索します。同じような本で気になるものを選びますが、その元になったメールは、GoogleKeepなら、「共有」ボタンを押して、Keep を選ぶだけで、全文が Keep に残ります。
あとで実際に本を読む時になって、そのメルマガの紹介文のどこが気になったのかを、思い出しながら、この本ではまずここが書いてあるところを探そう、って考えながらパラパラページを捲ってます。
本を読んだら、その気になった部分とそれがどんなふうに書かれていたのかを読書記録に残しておくと、割りと何度も感動やがっかり感を味わえます(がっかり感はあまり味わいたくはないですが)。
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