昨年から、瞑想に関する本をいろいろ読んで勉強したりしてます。

このところちょっと身についてきたなあと思えるのが、「1日の再体験」ができるようになったことです。

日誌はいろいろ起きた時に、リアルタイムに PC やメモ帳に書いているます。日時DRは、その日誌の中から宿題や課題についての抽出を行っています。

「再体験」というのはそういうことではなくて、朝起きてから寝る直前まで、何をやったかをひとつづつ思い出してみることです。瞑想(という程のレベルではありませんが)をするときに、これを意図的にフラッシュバックさせてます。


■再体験する


「朝、起きたら、時計は4時23分だったなあ…」から始まって、

 屈伸運動をして
 今日の服は緑のポロシャツを着て
 …あ、そういえば、布団を直さずにでかけたなぁ
  :
  :

とにかく詳細にその時、その時の言動を思い出していきます。
結構長時間やったつもりになっても大体20〜30分ってとこです。

ふと数日前のことを思い出すこともあります。

 「あぁ、そうだ。こんなことやったなぁ…」

なんて。

これをやるようになって、良かったのは一度やったことをわりとクリアに思い出せるようになったことと、自分の行動を客観的に見られるようになったことです。

その時は感情的になっていても、記憶の中でストーリーとして思い出すと、その時の自分ではなく、映画の1シーンみたいな感じがします。

まあ、もちろん、思い出してムカムカしてきたりすることも少なくありませんので、「ちょっとだけ客観的」といったほうがいいかもしれませんが。


■記憶への定着は反復がカギ


私は基本的に、記憶というのは信用してません。ちょっと時間が経つと曖昧になってしまいますし、断片的にしか残りません。

なので、かならず記憶ではなく記録を重要視してます。

しかし、記録をたぐりだすための糸はやっぱり記憶にないと取っ掛かりがないわけです。
その記憶を強化するポイントというのは、連想と反復です。

寝る前の20分位、座って目を閉じてもう一度今日あったことを再体験してみませんか?

自分を省みて、次により良い方法を見つけるきっかけにできるかもしれません。

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