転職面接などで、立て板に水の如く話をする人がいます。
そのほうが格好いいと思っているのかも知れませんが、実は思うほど高評価されてないです。

■マシンガントークはその人の重みを軽くする


セールスやら勧誘の電話を思い出してみてください。

 「ご主人さまでいらっしゃいますか?」
 「はい…。そうですが…」
 「実は私共の○○○商事は△△△のご案内をしておりまして、いま○○○の〜」

このあと延々となにか言い続ける。こっちは返事をするヒマもない。

これはこれで、相手に断りを言わせないようにするためのテクニックなのかもしれませんが、大抵の人はうんざりして聞いているのではないでしょうか。
セールスマンにしても、あまりペラペラ喋り続ける人は、どうも「何かをごまかしているんじゃないか」と疑ったりしませんか。

作歌実語鈔という本の中で、斎藤茂吉が「都会人は早口で、どことなしに軽薄に聞こえる。田舎人は遅口で気が利かないが、どことなし質実に聞こえる」と述べてますが、この感覚はあっているのではないでしょうか(実際は関係ないのかもしれませんが)。ゆっくり訥々(とつとつ)と話すと、頭の回転が早そうには見えないですけれども誠実さと言うのは感じられると思います。


■目標は1分間100〜150語


英語の心理学試験での結果ですが、1分間に100語くらいの速度で話すと、そのテーマが重要だと認識するという実験があったそうです。
ちなみに普通の速度は150語だとか。

もしあなたが目標とするのが、頭の回転が早いがちょっと軽い人(が行動力がある)人を目指しているのなら別ですが、誠実で馬力や継続力がある人とみなされたいなら、多少言葉を少なくして、ゆっくりしゃべるのが効果的です。

私としては、ところどころ「てにをは」を抜いて、その時間は間(ま)として使い、連続して2分以上話し続けないような話し方をするように心がけてます。
「てにをは」を抜くと、話し方が「訥々」という印象を受けるみたいです。

■ヒステリーを起こしている人


わかりやすいのが、ヒステリーを起こしている人。

 甲高い声
 連続した喋り
 大声

が特徴ですね。逆に、テレビドラマなどでも「怖い人」が脅しをするときにはには、

 低い声調
 単語で切れることが多い
 聞き取りにくい音量
 落ち着いてゆっくり話す

が特徴ですね。

相手に重く見て欲しいなら、これをマネたほうがあなたの重量感はますと思いますよ。
本当に物理的に重量感を増すのは逆効果ですが。

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