この世の中、仕事をしていようと、していまいとストレスとは無縁ではいられません。
私はウツで会社を休んだことがあるので、わりとこういうストレス解消法みたいなものは敏感で、情報を集めてたりします。
本日は、NHKの「ためしてガッテン」でやっていたストレス解消法。
■ストレスホルモン
ストレスホルモンといえば、「コチゾール」「ノルアドレナリン」などがよく言われますが、これは脳内で発生する物質。
大昔、ストレスといえば、直接的に肉食動物に追い掛け回されるみたいな状態で、うまく逃げきれるかどうかによらず、わりと短時間で開放されるので(永久に開放されるかも…)、これらは必要な物質だったのでしょうけど、最近は肉体的なストレスよりも精神的なストレスが多くて、これは非常に持続性が高くなります。
その結果、これらストレスホルモンが分泌され続けて、脳に異常をきたしてしまうのだそうな。
そして一度ストレスで体調が悪くなってしまうと、回復後も「もし、前の状態みたいになったらどうしよう」とさらに不安の種が増えて悪循環する、と。
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不安がどんどん巨大化してしまうメカニズム、
それは私たちの脳にヒミツがあります。
その鍵を握っているのが「客観視くん」。
「背内側前頭前野(はいないそく ぜんとうぜんや)」と呼ばれる部分です。
この背内側前頭前野は、人や他人の心を客観的に見る機能を持っている場所です。
そもそもいつも私たちの頭の中には様々な不安の種が転がっていますが、普段この種を特に気にせずに過ごしています。
そして、何かきっかけがあると客観視くんはその種に注目し、私たちは不安と認識するのです。
つまり、不安とは私たちに危険を知らせる言わば「警報装置」なのです。
通常であれば不安は20〜30分程度で収まります。
しかし、お酒などで、無理に不安な気持ちを押さえ込んだり、見ないようにしたりすると、この背内側前頭前野が弱まっていってしまうと考えられています。いわば、客観視くんが近寄って物を見てしまう状態です。
すると、自分の心を客観的に見られなくなってしまい、不安の種についてどんどん考え込んだ結果、おのずから不安を巨大化させてしまうのです。
出典:不眠ストレス緊張撃退 1日15分!脳の簡単トレ
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この Web で紹介されていたのが、簡単な瞑想方法。
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まずは楽な姿勢をとります。
いすに座っていても、寝た状態でもかまいません。
そして軽く目を閉じます。
次に、小川が流れている情景を思い浮かべます。
どんな川でも結構です。
小川のほとりに座って、ゆったりと流れる川面を見つめているイメージです。
次に、その小川に葉っぱが流れている情景を思い浮かべます。
何枚でも構いません。
この情景が思い浮かんだら、次に自分の心に目を向けます。
感情や物といったいろいろな思考が湧き起こるでしょう。その湧き上がってきた思考をすっと葉っぱに乗せて川に流してしまいます。
出典:不眠ストレス緊張撃退 1日15分!脳の簡単トレ
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私には、ちょっと「川に葉っぱを流す」というのがイメージができませんでしたが、
座って目を閉じて思い浮かぶことをそのまま眺める
というのは、以前ご紹介した
黙想をする
の方法で続けてます。
だからといってストレスがなくなるわけではありませんので、それなりに仕事を完了させるとかの活動はしないといけませんが。
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