考える力は、他人が出した結論を見るだけでは絶対に付きません。
自分の頭で考え、それを整理し、行動してそれをさらに最初の考えにフィードバックするというループによってのみ強化されます。

本カテゴリでは、さまざまなテーマを設問としてご紹介していきます。

そのテーマについて、ノートに自分の考えを書き出して、それから導き出される結論に基づくアクションを決定して行動してみてください。その結果自分の考えがどのように変わったのか、一度このノートをを見なおしてください。

 Practice Makes Pefect!!



■本日のテーマ「パラダイムを知る」


★――――――――――――――――――――――――――
●見方が変われば世界が変わる
7 つの習慣は、効果的に生きるための基礎的な原則に基づいている。この「7つの習慣」は、人格主義に基づいた一次的なものだ。
これらの習慣を身につけることは、永続的な幸福と成功を支える基本的な原則を自分の中に深く内面化させることである。

しかしながら、この「7つの習慣」を本当の意味で理解するには、まず自分たちの持つパラダイムというものを理解し、そしてそのパラダイムを転換させる方法を知らなければならない。

パラダイムという言葉は、ギリシャ語に由来している。もともとは科学用語として使われていたが、最近ではモデル、理論、知覚、既成概念、仮定、あるいは、定した見地をさす言葉として広く使われている。

もっと一般的に言えば、パラダイムは世間を見る見方であり、私たちの認識、理解、解釈を決めるものである。

人格主義と個性主義のいずれもが、社会的パラダイムの例である。ここではパラダイムを簡単に理解するために、地図に味元て考足てみることにしようパ)地図と、地図の示している現実の撫訴そのものとは、同一ではない。地図は、現実のいくつかの側面を表現しているにすぎない。
パラダイムはそれと同じようなものだ。つまり、バラダイムはある現実についての理論、説明、またはモデルのことである。

スティーブン・R・コヴィー著  『7つの習慣
――――――――――――――――――――――――――★



人の行動は、その人の中にある「パラダイム」によって決められている場合が少なくありません。
そのパラダイムを認識することによって、あなたはパラダイムの呪縛から逃れることができるようになります。少なくとも盲目的にパラダイムに振り回されることはなくなります。


■本日のお題



あなたのパラダイムを挙げてみましょう。

◆演習1


・これまであなたが決めつけてしまって失敗したことは何ですか?
・それはどの様な条件付けが会ったからでしょうか?

◆演習2


・あなたが最近「怒った」ことは何ですか?
・なぜあなたは怒ったのでしょうか?
 事実とあなたの感情を分けて書いてみてください。
・その環状を引きおこした、あなたの「〜〜であるべき」と思うものを書き出してください

◆演習3


・外国や別の地域で異なる習慣に触れたことを思い出してください。
・その思い出したことを、「異なる」と認識した事実を書き出してください。
・なぜ「異なる」と認識したのですか?
 あなたとその地域の人達とどのようなパラダイムの違いがあるでしょうか?

◆演習4


・上記演習1,2で書きだした「条件付け」「〜〜であるべき」と真逆の条件(べき論)を書き出してください。
・演習1,2で挙げた事実をその条件にそって判断しなおしてください。
 あなたが犯した失敗はどうなっていたでしょうか? あなたは同じように「怒り」ますか?



■参考図書 『7つの習慣




全世界3000万部(40カ国語に翻訳)以上の発行部数を誇る、自己啓発書の原典。
著者スティーブン・R・コヴィー博士は、英「エコノミスト」誌によって「世界でもっとも影響力のあるビジネス思想家」として紹介されるなど不動の評価を得ている。

本書では人が真の成功を達成し、永続的な幸福を手に入れるには「原則」に基づいたアプ口ーチが重要であるとし、「私的成功」から「公的成功」へと至るための「7つの習慣」として、
 第一の習慣:主体性を発揮する
 第ニの習慣:目的を持って始める
 第三の習慣:重要事項を優先する
 第四の習慣:Win-Win を考える
 第五の習慣:理解してから理解される
 第六の習慣:相乗効果を発揮する
 第七の習慣:刃を研ぐ
を説いている。








◆アマゾンで見る◆◆楽天で見る◆◆DMMで見る◆

7つの習慣
著者 :スティーブン・R・コヴィー

7つの習慣
検索 :最安値検索

7つの習慣
検索 :商品検索する



●本書を引用した記事
 ドラッカー:リーダーシップ力診断
 新しいシステムには一番協力してほしい人の名前を入れる
 人を動かす:相手の話を聞くときには手を止めなさい
 海外出張に行くときは、その国の言葉で挨拶をしなさい
 プチ座禅をしてみる
 人を理解するなら修飾語に注目する
 WIN+Rを多用する
 耳で読む読書術:オーディオブックを活用する
 遊び時間を作る
 中途面接の印象を良くするコツ:面接官の名前を覚えなさい
 1年後を想像する
 予算管理とは突発費用に対応できること
 ニュースを人に説明する
 最終決定がされたら賛成派に回る
 巨乳バカ一代
 「外ヅラ」をよくする
 ButはBad
 欲しいものを考える
 自炊のコツ
 すり減らない働き方2
 すり減らない働き方1
 3つの習慣part2
 3つの習慣part1
 長期課題マット
 拾読・通読・精読・考読
 貧乏人の経済学
 重要事項付箋
 昇進面接質問のブレークダウン
 行動科学で人生を変える
 問題は外にある
 成功の秘訣
 今年の10大事件
 1週間は18日ある
 図解する
 一人セミナー
 仕事は4時間で終わらせる
 優先順位をつける
 7つの習慣
 7つの習慣:あなたのビジョンについて考えてみてください
 人を動かす:人を説得する原則6:しゃべらせる
 コールドリーディング入門:要約4:コールドリーディングの武器は観察力
 コールドリーディング入門:要約3:初対面で一気に相手を落とす会話のコツ
 コールドリーディング入門:要約2:フィッシング・パンピング
 コールドリーディング入門:要約1:ストックピール
 命をかけるに値するかを考えて議論に持ち込む
 人を動かす:人を説得する原則3:自分の誤りをただちにこころよく認める
 明日を支配するもの:知識労働者には自律性と責任がともなう
 人を動かす:人を説得する原則3:相手が即座に「イエス」と答える問題を選ぶ
 人を動かす:「イエス」と答えられる問題を選ぶ
 部下は育てるのではなく育つ
 陣取りゲームで陣地を広げる
 人を動かす:1ガロンの苦汁よりも1滴のはちみつのほうが多くの蝿が取れる
 人を動かす:人を説得する原則2:相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない
 人を動かす:人を説得する原則1:議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける
 変化を起こすための3つのコスト
 影響の輪1:自分に影響のある問題を外においてはいけない
 人を動かす:心のなかに欲求をおこさせる
 パラダイムを知る
 人を動かす:人に好かれる原則6「重要感を与える―誠意を込めて」
 人を動かす:人に好かれる原則5「相手の関心のありかを見ぬいて話題にする」
 人を動かす:名前を覚える努力をする
 人を動かす:人に好かれる原則2:聞き手にまわる
 人を動かす:人に嫌われる方法
 目標は自分だけが管理できる
 人を動かす:日光を吸い込みなさい
 人を動かす:一心に相手の話を聞くことは、相手に対する最大の賛辞である
 人を動かす:人に好かれる原則3「名前は当人にとって最も快い、最も大切な響きをもつものであることを忘れない」
 人を動かす:人に好かれる原則1「誠実な関心をよせる」人を動かす:人に好かれる原則1「誠実な関心をよせる」
 人を動かす:人に好かれる原則2「笑顔で接する」
 人を動かす:幸福は自分の気持ちで決まる
 人を動かす:笑顔で電話しなさい
 テレビから離れる
 7つの習慣:率先力を発揮する
 意識をして廃棄をしなさい
 人を動かす:あなたの応援がしたい
 7つの習慣:人生の責任を引き受けなさい
 人望が集まる人の考え方:相手に注意を与えて成果を上げるための7つのルール
 人を動かす:相手が優位であることを探す
 ストレスを解消する15分の脳トレ
 7つの習慣:人間は刺激と反応の間に選択の自由を持っている
 人と動かす:他人のことに関心を持たない人は、苦難の人生を歩まねばならない
 チームと個人の関わりを5つに分ける
 7つの習慣:社会通念という歪んだ鏡
 人を動かす:相手の心のなかに強い欲求を起させること
 7つの習慣:MASTERチェックリスト
 人を動かす:心のなかに欲求をおこさせる
 7つの習慣:本は教えるために読みなさい
 人を動かす:相手の立場から物事を見る
 ドラッカー365の金言:組織の精神はトップから生まれる
 上司の嫌いな言葉を探りなさい
 7つの習慣:人は自分自身を客観的にみることができる
 魚の目―フローを見る力2:作用と反作用の視点
 予算管理のコツ1:予定外の予算が出せることが管理
 人を動かす:人に動いて欲しければその人の問題を扱いなさい
 人を動かす:他人の長所を探しなさい2
 人を動かす:他人の長所を探しなさい1
 人を動かす:チャールズ・シュワップの給料を決めたたったひとつの技術
 影響の輪2:問題を自分が働きかけると昇進する
 影響の輪1:自分に影響のある問題を外においてはいけない
 弱音を吐くな
 人を動かす:人の8つの欲求を満たす
 タイプ別ストレス発散の方法
 人を動かす:父は忘れる
 7つの習慣:ガチョウの卵とP/PCバランス
 人を動かす:罰則は「前向きさ」を失わせる
 習慣を作る3つの要素
 今日の決断判断記録を残す
 自分が得意な仕事の仕方を知る方法2:仕事のやり方の特徴チェックリスト
 自分が得意な仕事の仕方を知る方法1:自分が得意な仕事の仕方を知る方法
 ボディランゲージを聞く
 少数精鋭、数は力?
 インサイド・アウト
 アナロジー発想法
 予算は2倍にする
 NM法を使う実例
 多重人格者になる
 傍観者の立場で物事を見る
 グレイなリソースを使う2
 問題の見方こそが問題である
 成功者をマネても失敗する
 時間の浪費をやめる
 強者が強権をふるうと人は成長しなくなる
 「ゴールピープル」と「リバーピープル」
 成長には決まったプロセスがある
 個性的な仕事をしてはいけない
 コンセプト化・一般化の効用
 古典・名著のすすめ2―解説本の使い方
 古典・名著のすすめ1―古典・名著を探す
 木こりのノコギリを研ぐ(7つの習慣より)
 多数の雇用形態の仲間を持つときに注意するべきこと
 具体的に妄想すると考えられる
 北風と太陽―意図を隠して行動を促しなさい
 相手に勝たせると味方ができる
 犬が近づいてきたら道を譲りなさい
 魚はミミズで釣りなさい
 管理職登用面接の評価ポイント5〜部下育成
 管理職登用面接の評価ポイント4〜組織化力・リーダーシップ
 管理職登用面接の評価ポイント3〜提案力・交渉力
 ビジネス書名著目録(必須図書)


●関連図書
 
完訳 7つの習慣 人格主義の回復
 
まんがでわかる7つの習慣
 
7つの習慣 演習ノート―ビジネス、プライベート、家庭で、効果的な人生を送るための 成功への原則がよくわかる!
●このテーマの関連図書


CD-ROM付お金の科学~大金持ちになる唯一の方法~

CD‐ROM付図解成功の9ステップ

あなたの夢を現実化させる成功の9ステップ(幻冬舎文庫)



■同じテーマの記事

図解とは位置・配置に情報を盛り込むこと

よく「図解」という言葉が使われますが、どうもこの意味を誤解していて、きれいなピクトグラムや挿絵を使って、ひと目で意図がわかるようなものを想像される方が多いようなのですが、こういう定義を「図解」に与えてしまうと、私のようなイメージ貧困なボンクラにはハードルが非常に高くなってしまいます。過去記事でも、「文字とマル、線と矢印だけで十分図解だ」などと書いてましたが、実際、絵を描くことと図解そのものには乖離があります。図..

人を動かす:相手の話を聞くときには手を止めなさい

部下や後輩が話しかけてきた時に何かをしていると、ついそれをやりながら、「ん。了解。」とやってしまうことがあります。あるいは、会議の時に、発言者の方を見ずにひたすら PC に何かを打ち込んでいるとか。これが "いかん" とはわかっているつもりなのですけどね。「あなたを愛しています」のメッセージ人の話をよく聞くことは、ビジネスの世界だけでなく、家庭生活でも同じようにたいせつ..

1年後を想像する

毎日、サラリーマンをしていると、いろいろな問題に悩まされます。これが積み重なると、ストレスでダウンしてしまうなんてことに。これはどのくらいの問題だろうか私は過去、ストレスと過重労働でダウンしたことがあることは、過去記事でも何度かふれましたが、一番大きかったのは、「すぐに解決できそうもない問題」が心理的に大きかったと思ってます。そこで、おやすみしている間にいろんな本を漁って勉強をしたのですが(もちろん、ある程度体調が戻ってから)..

「外ヅラ」をよくする

「7つの習慣」などの自己啓発書読んでいると、まず自分の内面を磨かないとと思えてしまうのですが、正直内面が変わり、実際に人に見える行動が変わるまでにはすごく時間がかかりますし、人間稼業を30年も40年もやっていれば、そうそうその人の本質が変わるものではないです。外ヅラがいい「外ヅラがいい」こんな風に言われたら、普通は褒められたような気がしませんよね。だいたい「外ヅラ」自体があまりいい言葉じゃない。でも実際は「外ヅラがいい」ということは悪いことではなく、むしろ「外ヅラの..

業務改革の教科書1

あなたがもし、何かのプロジェクトのリーダーをやっていたり、組織を率いる管理職なのであれば、この本は絶対に読んでおいて欲しい本です。私は、この本の目次をマインドマップに書き出して、時々見返しています。管理職やリーダーに要求されることは、すごく簡単に言ってしまえば、組織力を使って会社に直接貢献できる成果を出すことです。そして、組織を改革して、常に効率を改善し続けることです。本書は、社内の結構大きな業務改革をするときに、必要なことが過不足なくリストアップされていますので..

3つの習慣part1

いや、このタイトルは「7つの習慣」をパクったわけではないですよ。※ちょっとは意識したかな…以前の記事で、あなたを天才にするスマートノートという本を紹介した時に知識→教養→見識(統合)という知性の進化の過程を書きました(筆者の受け売りです)。じゃぁどうしたらそれができるのかというと、意外と難しいですね。ちょっと以前の記事では、テーマが違っていたので、「ゲシュタルトを形成する」としか書きませんでしたが、名前は難しいで..

拾読・通読・精読・考読

読書で速読をするべきとか、多読をするべきとか、いろいろなオススメがありますが、実際どれをやればいいんだ?と思うことってありません?たくさん読んで、たくさんの知識を得て、それを東東実践に展開できればそれに越したことはないのかもしれませんが、仕事もしないといけないし、家庭のこともしないといけないし、その上本を読んでそれを血肉にしていくなんていうこともと思うと、時間なんていくらあっても足らないですよね。ただ、私は個人的には年間200冊を目標にしていて、読後の感想文の数で毎..

重要事項付箋

いま手元に何種類の付箋を持ってますか?私はというと、大きな正方形の付箋中くらいの長方形の付箋小さな長方形の付箋さらにその小さな付箋を3分の1くらいにカットした付箋の4種類がノートに貼り付けてあります。大きな付箋は、財布にも入ってます。重要事項付箋以前は、付箋を色分けして使ってました。・ピンクの付箋は重要事項・水色の付箋は私事・黄色の付箋は通常業務ところが、大きさも結構重要で、タスクリストとしてノートに貼り付けるには、なるべく小さい方がいいのですが、ちょ..

問題は外にある

ちょっと抽象的なお話ですが…「コミュニケーションが悪い」「言ったことが伝わってない」「間違って伝わった」こういった問題は、誰かと協業していく上ではよく起きうる問題です。その時に、「組織体制がだから」「会社の方針が××だから」といってしまうのは簡単です。その瞬間から問題点は自分のモノではなく、他人の問題になります。影響の輪と影響力の山「影響の輪」という図をごぞんじでしょうか。「7つの習慣」で有名になったスティーブン・コヴィーという人が書いた書籍の中には何..

今年の10大事件

え〜。ちょっと気が早いですが…今年の「あなたにとっての10大事件」というのを上げて見ませんか。大体毎年11月になると、これを家族で話しあったりしてます。まぁ普通は12月の最後にやるものなのかもしれませんが、最後にやると「やっぱり出来なかったよなぁ、また来年がんばろ」って終わってしまいますよね。でも11月だと、「まだ1ヶ月ちょっとあるし、もうひとがんばり、好転させてみよう」ってなりません?ということで、「今年の10大事件」を書きだして見ませんか。今日のヒントの効果を..