読書、してますか?
私は相変わらず年200冊ペースを(今年はギリギリですが)維持してます。

■目的を持って本が読めない

本を読むときに、多くの読書本では「目的を持って読め」と書かれています。

年間1000冊も読む方は、必ずそうしているのでしょうかね?

ただ残念ながら私は目的(=この本で何を得るかを明確にする)ことをやったことがありませんし、実際読む前に「この本ではこういうところを勉強しよう」と思って読んだこともありません。というと何らかの意志を持ってやっているようですが、正直なところはやれないです。

読書術で本がかけるほどの人ならできるかもしれませんが、私には正直ムリ
自分が「お、面白そう」とか「これは読んでみたいな」と思えるタイトルの本だったら適当に読み始めてしまいます。

しかしながら、全体を読み通すと「この本にはこんなことが書いてあったな」という印象は残りますので、それが自分の役に立つかどうかは判断できます。
要は、

 やってみてやっと意味がわかる

程度のレベルだということですね。

■読書は1度ではもったいない

本には、その著者の経験や知見がいっぱい入ってます。
その経験も知見もない我々読者が(すみません。自分を基準にしてますので)、一度くらい読んでわかるというものは多くないと考えてます。
したがって、ほとんどの本を2度読むことにしてます。

ただし一部の本は2度読みをしません。どういう本かというと、「読んでいてつまらなかった本」です。
どれほどすごいことが書かれているかがわからず、つまらないと感じるということは

 ・自分に対してレベルが高すぎて理解できない
 ・自分のレベルに対して本のレベルが低すぎる
 ・自分の興味のあるジャンルの本ではなかった

のいずれかです。これは何度読んでも大して効果はありませんので、さっさと諦めるのが一番。

そうでなかった場合、本を読んでなにか引っかかるところがあったようなものは、他にも気が付かなかったけど、自分のためになることが書かれている場合が多いです。

私はムラッ気があるので、読んでいる時の気分によって、気になるところがたくさんあったり、全く気にならなかったりします。
そうすると、あまり気合がない時間帯に読んだエリアは大事なことを読み飛ばしている危険があるんですよ。

 もったいない

ということで、ちょっとでも引っかかるものが会った本は、必ず要約を書くようにしてます。

要約を書こうとするともう一度本を読む必要が出てきます。それも大事だと思われるポイントを探しながら。
一度読んでいるので、1ページあたりにかかる時間は10秒もかかりません。表題や太字になっているところだけを拾い読みすれば大体意味はわかります。

そして、「お、ここポイントだったな」と思うところは、書き写したり(ほとんどはOCRしてコピペですが)、キーワードを書き出したりしてます。
さらに、読んでいる時に気になったところ(付箋を貼ったところですね)は、ネギマメモとして書き出してコメントします。

大体書き写している時間がありますので、この作業に1時間〜2時間くらいかかりますが、これをすることで、もう一度本を味わったり、1度目に見逃してしまったポイントなどをもう一度拾ってます。

■2度あることは3度ある

こうしてテキストファイルに落としておくと、あとで「確かどこかで読んだよな〜」と思うようなところもGrep検索で探し出すことができます。
もし、それがあったら3度めの読書をします。ただし、今度は気になった章や節だけ。

意外とこういうのが多いんですよ。

こうして3度、4度と見返すことを考えると、本自体にしろ読書記録だけにしろ、電子情報になっているのはすごくありがたいですね。
本を本棚から探しださなくても、手元ですぐに探し出せますので。

ついでながら、何度も見返してるなぁと思った本は、時々本記事で紹介してます。
ネタにもなるので一石三鳥。

■読書記録が書けない

ただ悩みもあって、読書記録(読書感想文+要約)を書いている時間が無い時があり、1週間に大体2〜3冊読書した本は増えていくのに、読書記録が1本も書けない時があるんですよ。そうするとバックオーダーがたまってしまい、10件も溜まるとタスクリストを見るのがイヤになるんです。

そういう時には仕方ないので、よほど面白かった本は別にして、徳政令を出して、タスクリストからサクッと削除。
ちょっと無念な思いはありますが。

残念ながら、ご縁が薄かったということで。

◆このテーマのおすすめ図書


できる教師のどこでも読書術

外資系コンサルが教える読書を仕事につなげる技術

一生モノの受験活用術――仕事に効く知識とノウハウ

ずるい勉強法―――エリートを出し抜くたった1つの方法

3本線ノート術

歴で超えられる!">自分を変える読書術学歴は学<習>歴で超えられる!

■同じテーマの記事

初手、王手飛車取り!

本日は、具体的なスキルの話ではなく、心構えのお話。心構え、基礎学習なにをするにしても、かならず「心構え」が必要と言われます仕事というのは、社会に真摯に貢献するという気持ちで向かいなさい社会人としての自覚と責任をもって臨みなさい感謝の気持ちを持つことが大切自分のやったことに誇りを持ちなさいまた、何かを学ぼうというときには、まず基礎的な理論をしっかり身につけて、応用はそれからみたいなことも。それ自体は理解できますし、私自..

バッグインバッグを利用する

通勤にはリュックサックを利用してます。そのほうが両手があいて便利なのと、前に抱えるとそのまま肘掛けにできるので、電車の中で立って本を読むのに便利なんですよ。ただ、出張時や別会社へ行く時などはスーツにリュックサックというのも変なので、ビジネスバッグやスーツケースを利用してます。荷物の詰替えしかし、バッグを変えると、普段使っているものを入れ忘れたり、前日に詰め替えが必要になって意外と面倒です。そこで、重要なものや普段使うものは、バ..

ポストイット(付箋)はあらかじめ貼っておく

なにかやるべきことを忘れないように、ToDo を付箋紙に書いて、ノートに貼り付けている人はこんな方法はどうでしょう?ポストイットをあらかじめ貼っておくところで、ポストイットをいつも持ち歩くことはなかなか大変です。必要なときに限ってポストイットを持っていないという「マーフィーの怯則」が発生しやすいツールです。いろいろ試行錯誤した結果、「これだ!」という方法を 2 つ見つけました。ひとつは..

記憶する技術:呼吸法を取り入れる

呼吸法と記憶力は直接結びつかなさそうな気がしますが、実は呼吸法で記憶力が変わるそうですリズミカルに呼吸すると記憶力が上がる呼吸訓練で、記憶力を高める私たちは、普段何気なく呼吸をしています。そして、自分がどのような呼吸をしているかは、あまり気にしていません。ヨガや瞑想に興味のある人でなければ、わざわざ呼吸法を学ぼうという人もいないと思います。しかし、きちんとした呼吸法を身につけ..

「読まない」という読書術

最近、ちょっと新しい分野に挑戦を始めました。「統計学」ってやつ。まずは本で情報収集を始めたのですが、これがさっぱり。なにしろ、確率分布だのベイズ確率だのでてきて、それも文字で表されているのかどうかすら理解できない記号の式が1ページまるごと。読まない読書術まあ、このブログで統計学のことを紹介しても意味が無いので、今さらながら読んでいてよかったと思う本をご紹介します。『難解な本を読む技術』という本です。本書は読書術について書かれて..

本とともに暮らす

個人的には、最近は紙の本を持ち歩くことは少なくなりましたが、やっぱりこういうことも必要かと思いますので、ご紹介。(81)また、本を自分のものにしたいとき、その本を一定期間持ち歩くというのも使える技術です。どんな本でもいいのですが、たとえば、 『論語』 を自分のものにしようと思ったら、それを月単位で鞄に入れておくのです。そして暇を見ては取り出し、三色ボールペ..

言葉を手に入れなさい

「自動車」って何のことか、多分日本人ならわからな人はいないことでしょう。Wikipediaによると、角川の1989年の国語辞典には、「発動機の動力で軌道なしに走る四輪車」と書かれているそうです。もし、この「自動車」という単語を知らなかったらどうなるでしょうか。たとえば、「我が家では自動車を近距離の買い物にしか使わないので、小型の自動車にして、旅行の時には大型の自動車をレンタルすることにしよう」..

本を書き写す

本の精読にはいくつかの手段があります。以前の記事音読すると理解できるでは、本を音読してみることをお薦めしました。本日はもうひとつの精読の手段、究極の精読、筆写について、考えてみたいと思います。読書の全技術音読もそうですが、書き写すとやっばり身になリます。その結果、当時の人々はものすごスピードで知識を増やしていったのです。ですから、書き写すということは精読の最たるもの..

本屋に行くなら、図書館に行った方がいい

以前の記事でも書きましたが、私は殆どの本を図書館で借りてきて読んでます。読書術の本で、図書館を利用することを奨めている本というのはあまり出会ったことがないのですが、本書『大人のための読書の全技術』にはバッチリ書いてありました。図書館は良書と出会う絶好の場。図書館で買うべき本を見つけよう幅広くいろいろな本に接する一つの方法として、本屋に足を運ぶことの..

読書の作業ステップ

何事につけ、一定のパターンで作業を進めるのが効率的な作業をするコツのひとつ。本日は私の読書の作業ステップについてご紹介します。読書の作業ステップ『ソーシャル時代のハイブリッド読書術』という本に、読書の作業ステップが書いてありました。倉下流の管理法最後に筆者の読書情報の管理を一例として紹介しておきましょう。これと同じようにする必要はありませんが、自分の管理法を考える..

耳で読む読書術:オーディオブックを活用する

今まで知らなかったのですが、「こんな方法がある」ということでご紹介。すばらしい音読の例としては、新潮社から発売されている朗読 CD がおすすめです。幸田弘子さんが朗読する樋口一葉の 『たけくらべ』 や、寺田農さんが朗読する谷崎潤一郎の 『春琴抄』 などを聞いていると、頭の中に意味がすっと入ってきます。そうした正しい読み方を学ぶことが、精読にはとても大事なことなのです。..