マイドキュメントの下に作ったフォルダにアクセスしたい時に、どうしてますか?
Windowsだと、エクスプローラをたちあげて、「マイドキュメント」フォルダをクリックして、その下のXXXフォルダをクリックして……、とマウスで追いかけてますか?
仕事でよく見かけるのは、デスクトップにフォルダのショートカットを作っている人。でも見るとデスクトップ一面にショートカットが並んでて、「え〜っと」と言いながらマウスが行ったり来たり。
まったく、時間の無駄だなぁ
と思ってみているのは(言いませんが)私だけでしょうか?
■ファイラーのショートカットに登録する
私は基本的にこれです。
ただし、ファイラーの場合、ワンキーでそのフォルダに飛べるのですが、たくさんのフォルダは登録できない(多くても10個くらい)です。
しかたがないので、ショットカット集のフォルダを作っておき、このフォルダへのショートカットをファイラーに登録してます。
ただ、これもショートカットの数が増えるとフォルダ分けをせざるを得ず、行き着きたいフォルダに行くのに、ファイラーでショットカットフォルダのフォルダを順番にたどる、などというわけのわからないことになりかねません。
■ClipBor
フリーソフトでClipBor(http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se472890.html)というソフトがあります。
これは定型文を登録できるツールで、1つのグループに30個ほどの定型文が登録できます。
よく使うパスなどはこれに登録しておくと、クリップボード経由で簡単にジャンプが出来ます。
登録は簡単で、登録したいフォルダをコピーしてClipBorを呼び出し、オプションメニューから登録を選ぶだけ。
あ、また使いそうだなと思ったら、ちゃっちゃと登録してしまえば、次からはWin+Eでエクスプローラを呼び出して、ALT+D、そのあとClipBorからこのパスをペーストしてやるだけで、そのフォルダにジャンプします。
■IMEに単語登録する
上記の手段は、大量のショートカットを登録しておくのには向きません。
というのは、リストから選択する方式は、リストが表示できる最大数に制限されるからです。
大量に登録しようと思ったら、もっと最初の選択肢を広げてやる必要があります。
役に立つのがIME(日本語入力システム)。
これの単語登録機能で、登録してしまいます。
たとえば、私は日報をテキストで書いているので、日報フォルダにはしょっちゅうアクセスします。
c:\_usr\Job\report
のフォルダです。
このパスを単語として登録してしまいます。
ただ、他の日本語と混じるのが嫌なので、「ん」から始めます。
んれ → c:\_usr\Job\report
と登録しておくわけです。
これならパターンは50通りは作れます。さらに「んれ」に複数個登録されていれば、その登録分だけが選択肢として表示されるので、最初から絞り込んだ状態で選択肢が表示されます。
MS-IMEの場合には変換キーを押さないと辞書データを表示してくれないので、日本語として成り立っていない文字列ではダメみたいですが、Google日本語入力だと、読みとして「p13」なんてのも登録できるようです。
c:\_usr\Project\Project2012\ProjectNo13を「p13」で登録しておくと、サジェストにこのパスを表示してくれます。
■とにかくなんでも登録
Google日本語入力は、柔軟なのかいい加減なのかわかりませんが、日本語として成立しないものもどんどん登録できます。
そうすれば、自分のわかりやすいキーワードで、日本語になっていなくても構わないので、片っ端から登録しておくと、キー入力が圧倒的に省略できます。
ちょっと長めのテキストを繰り返し入力しそうなら、どんどん登録しましょう。
作業時間が短くなりますし、もしプレゼン中でも、エクスプローラを順番にほじくっていくようなことがなく、一発で該当のフォルダにたどり着き、さっと表示すれば、ウケることまちがいなし。
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