「危ないですから、黄色い線の内側に~」っていう構内放送を聞いたことがありますか?
多分私はよく聞いてます。
これ、「日本語としてどうよ」というお話。
「です」というのは助動詞で、以下の接続をします
1.体言(名詞数詞等)に。
2.「の」などの助詞に。
3.未然形と仮定形だけが、動詞・形容詞および動詞型活用の助動詞・形容詞型活用の助動詞・特殊型活用の、それぞれ連体形に。
ということで、形容詞の「危ない」には接続しません。
ですので、これは「危険ですから~」とするべきですね。
と、いきなり講釈から始まってしまいましたが、日本語を正しく書いたり喋ったりというのは案外できてません。
私も正確にできているわけではありませんが、今日は日本語について。
■分かりやすさ
「分かりやすさ」「わかりやすい」というのはどういうことでしょうか?
自分も正確に考えたことがなかったですが、それは、読者が情報整理をしやすい、と言い換えてもいいのではないかと思います。読者は、個々の文で述べられている情報を咀嚼し、それらをまとめて、そこに述べられている情報の全体像を整理しようとします。こうした作業を楽に行えること。それが、「わかりやすい」ということだと考えて、以下の文章を書いていきます。
情報整理をしやすい文章であるためには、
1.作業記憶に負担がかからない
2.情報受け入れの準備がしやすい
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